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Field Notebook.(2008.07.22→2013.02.05)

「フィールドガイド 日本のチョウ」購入

表題の図鑑を購入しました。

4月24日に発行されたばかり。 26日に1冊購入して内容を見たところ、今まで使っていた山渓フィールドブックスより格段に使い易いと思ったので本日2冊目を購入しました。 1冊は自宅・携帯用、2冊目は勤務先常備用にします。

私はamazonアフィリエイトはやってませんが、amazonへのリンクを貼っておきます。

フィールドガイド 日本のチョウ

ところで、この図鑑の目次ページにある表紙・カバー写真の説明に早速誤記を見つけました。 上・中・下段の写真の「左右」をすべて間違えています。 例えば「上段右:オオムラサキ[KR]」となっていますが、これは「上段左」が正しいでしょう。 同様に中段・下段も左右を取り違えています。

YODAさんの「蝶鳥ウォッチング」の記事によれば、

その図鑑は初版5千部がなくなるのは時間の問題とか。

とのこと。かなり目立つ部分の間違いですので、第2版(初版第2刷?)時迄に修正出来た方が良いと思い、日本チョウ類保全協会へメール報告しておきました。

多摩川散策

夕方から(15時頃以降)多摩川の堤防の内側を散策。 今回は、いつもよりほんの少し遠出して是政橋を渡って東京都側(左岸)へ。 府中市の郷土の森公園の駐車場に車を駐め、そこから上流の関戸橋を過ぎて四谷橋付近まで歩いた。

事前にゆたかの自然散歩。のEntryで多摩川でミヤマチャバネセセリやギンイチモンジセセリが発生し始めたという情報を仕入れていたので出かける前まではちょっとだけ期待していたのですが、時間帯が遅い上に現地に着くまでに雲が広がってしまい、望み薄な状況になってしまっていました。

案の定、ベニシジミはそこそこ見かけましたが他の蝶影はほとんど見かけることが無く、唯一ツバメシジミだけが1頭出てきてくれました。

ベニシジミ | Lycaena phlaeas | 多摩川
ベニシジミ
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
ベニシジミはもう飛び古した個体が多くなっていた。この個体はまだマシな方。
ツバメシジミ | Everes argiades | 多摩川
ツバメシジミ
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
ピントが合っていない上に葉かぶりしてますが、これしか撮れなかったので。

本当は四谷橋の上流まで行きたかったのですが、時間切れで四谷橋手前の京王線鉄橋付近でUターン。

ところで京王線鉄橋付近の堤防斜面に藁人形3体が並んでたのですが、これはいったい何でしょう? www

藁人形

春蝶が増えてきた

ようやく街かどでも新成虫の姿が見られるようになってきた。

モンキチョウ | Colias erate Esper | 川崎市
モンキチョウ
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
街かどの斜面で、今春初撮影。見るだけなら多摩川の土手で何度か見かけていたが、ようやく撮れた。
ベニシジミ | Lycaena phlaeas | 川崎市
ベニシジミ
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
同じ斜面をベニシジミも1頭飛んでいた。

午後になってから多摩川へ散策に。 多摩川でもベニシジミ、モンキチョウ、モンシロチョウ、そして夕暮れになってツバメシジミが撮れた。

ベニシジミ | Lycaena phlaeas | 多摩川
ベニシジミ
最初に現れた飛び古したベニシジミ。
ベニシジミ
先の個体より少しマシだが、やはりもう新鮮個体とは言えない。ベニシジミはもう土手のあちこちで見られる。
ベニシジミ
縦位置で撮ったものをトリミングした。この個体を撮った時はもう17時近くなっていた。
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
モンキチョウ | Colias erate Esper | 多摩川
モンキチョウ
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
今春2頭目のモンキチョウ。今年は多摩川のモンキチョウは多くない。
モンシロチョウ | Pieris rapae | 多摩川
モンシロチョウ
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
モンシロチョウもまだ少ないなあ。
ツバメシジミ | Everes argiades | 多摩川
ツバメシジミ
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
夕闇迫る時刻になって見つけたツバメシジミ。縁毛も生えそろって割と新鮮に見えるが尾状突起が無い。 ツバメシジミはもともと小型だがこの個体は輪をかけて小さかったので、尾状突起が無いのは小さすぎるせいな気がする。

以上おしまい。

ミヤマセセリ

昨日の雨はどこへやら。本日は非常に晴天に恵まれました。 「今度こそコツバメ」と思って桜ヶ丘公園へ出かけました。

まず最初に遭遇したのは何やら黒っぽくて小さな個体。谷戸脇の雑木林から飛び出して飛び去っていきました。

黒っぽくて、小型。

…コツバメ?

とその時は思ったのですが、後から思うとあれはミヤマセセリだったっぽい。 残念ながら、本日もコツバメに出逢うことはできませんでした。

キタテハ交尾

本日の最大のサプライズはこれ。

日当たりのよい斜面を越冬明けキタテハ2頭が絡んで飛んでいました。 藪に飛び込んだのをじっと見ていると横に並んで…、どうやら交尾成立した模様。

キタテハ(交尾) | Polygonia c-aureum | 都立桜ヶ丘公園
キタテハ(交尾) 
藪の中なので枯葉がごちゃごちゃ…。
キタテハ(交尾) 
ちょっと失礼して枯葉を取り除いてみました。
キタテハ(交尾) 
1時間ちょっとしてから戻ってみたら、まだ交尾継続中でした。
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO

ミヤマセセリ

園内のあちこちでミヤマセセリに出逢いました。

ミヤマセセリ | Erynnis montanus | 都立桜ヶ丘公園
ミヤマセセリ
ミヤマセセリ
上の2枚は別個体です。他にもあちこちでミヤマセセリは出てきてくれました。
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO

その他

菜の花の花壇にモンシロチョウが居ましたが、撮れませんでした。 他には、越冬明けのキタテハやルリタテハ、ムラサキシジミ(未撮影)に出逢いました。 テングチョウは見なかったかな。

まずはキタテハ。

キタテハ | Polygonia c-aureum | 都立桜ヶ丘公園
越冬キタテハ
越冬明けキタテハのひなたぼっこ。
越冬キタテハ
菜の花に吸蜜に来た個体も居ました。
越冬キタテハ
アセビの花に吸蜜に来た個体も居ました。
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO

次にルリタテハ。

ルリタテハ | Kaniska canace | 都立桜ヶ丘公園
越冬ルリタテハ
開翅してひなたぼっこ。
越冬ルリタテハ
越冬ルリタテハ
この2枚は同個体。閉翅状態から翅を開いてくれました。
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO

帰りに多摩川へ寄りましたが、そちらではめぼしい成果はありませんでした。

モンシロチョウ

午後から雨の予報でしたが「雨が降るまで」というつもりで生田緑地と多摩川へ行ってきました。

生田緑地

生田緑地では「コツバメは見られなくなった」ということですが、念のため馬酔木ポイントをひと巡り。 もちろんコツバメは見られませんでしたが、この日は曇りがちだったので他の蝶も見られず…。

多摩川

そろそろ降り出しそうな空でしたが土手沿いを散策したところ、モンキチョウが飛び出しました。 2~3度停まった際に接近を試みたのですが撮影に至らず。 最後は川原方面へ飛び去ってしまいました。

次に飛び出したのはモンシロチョウ。 こちらの個体は藪に潜り込んだところを撮らせてくれました。

モンシロチョウ | Pieris rapae | 多摩川右岸
モンシロチョウ
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO

残念ながら、手前の葉が邪魔で翅が全部写っていませんが、綺麗な新鮮個体でした。

この子の撮影後、暫くして雨が降り出しました。

越冬テングチョウ

前回に引き続き、未見のコツバメ探索です。本日は小山田緑地と桜ヶ丘公園をはしごしてきました。

あ、ちなみに21日にも小山田緑地を訪れました。陽だまりで2~3度、越冬アカタテハかキタテハらしき個体を見かけましたが、気付かずに近づいて飛ばすの繰り返しで撮影はできませんでした。

ここから下は本日の記事です。

 小山田緑地

雑木林内で越冬明けテングチョウがひなたぼっこをしていました。

テングチョウ | Libythea celtis | 小山田緑地
越冬テングチョウ
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO

新成虫のベニシジミが居ました。2枚しか撮れず眼にピントが来ていませんが、今春の新成虫では初撮影なので載せておきます。 (見るだけならモンシロチョウ初見済みです。記事書くの忘れてました。日付思い出せません)

ベニシジミ | Lycaena phlaeas | 小山田緑地
ベニシジミ
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO

アサザ池の馬酔木の周りを茶色くて小さな蝶影が。 コツバメかと一瞬思いましたが越冬テングチョウでした。 コツバメは黒っぽく見えるんでしたっけ。

テングチョウ | Libythea celtis | 小山田緑地
越冬テングチョウ
越冬テングチョウ
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO

他に、越冬明けのキタテハ、ルリタテハが陽だまりでひなたぼっこしている姿が見られましが、 結局コツバメの姿を拝むことはできませんでした。

都立桜ヶ丘公園

移動後の桜ヶ丘公園でも、キタテハが見られた程度でコツバメは見られませんでした。

越冬ルリタテハ

今春の最初の目標はコツバメ。実はまだ未見です。

地元の生田緑地には馬酔木が豊富にあるのですが、もうコツバメは見られないそうです。 そこで今日は、生田緑地の馬酔木ポイントをひと巡りした後、冬の間にネット検索でコツバメが見られる公園としてリストアップしておいた桜ヶ丘公園を訪れてみました。

生田緑地

正午過ぎに馬酔木ポイントをひと巡りしましたが、しょうぶ池付近で越冬キタテハを1頭見かけた以外には蝶の姿を見ることができませんでした。

桜ヶ丘公園

到着時刻が15時前後と遅く、あまり期待せずに大谷戸沿いの馬酔木ポイントをひと巡りしました。 お目当てコツバメは居ませんでしたが、越冬テングチョウ、ルリタテハ、キタテハが見られ、ルリタテハは撮影することもできました。

ルリタテハ | Kaniska canace | 都立桜ヶ丘公園
越冬ルリタテハ
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO

多摩動物公園-昆虫生態園

晴れたら多摩川の土手でモンキチョウ探しでも、と思っていましたがあいにくの雨。 年初に初めて訪れた多摩動物園の昆虫生態園を再訪してきました。

(後日再編集予定)

越冬ムラサキツバメ、あぼーん?

夕方、車を飛ばして「ふれあいの森」へ。 降雪があったので、越冬個体はどうなったかな?と。

ムラサキツバメ越冬個体の塒跡地 | ふれあいの森
塒跡地
RICOH R8
塒跡地
RICOH R8

降雪のせいか、やや葉がしんなり垂れた感じでどの葉が塒だったか特定しづらかったが、周辺の枝を含めて虱潰しに探したが越冬個体の姿は無し。

これにて、今冬のムラサキツバメ越冬観察は終了。やっぱり春まで保たなかったか。

ムラサキツバメ越年

前回記事で少し触れた通り、1月2日に新年初Fieldworkとしてムラサキツバメ越冬小集団の越年確認出掛けて果たせなかったため、改めて行ってきました。

12月25日に3頭が寄り添っていたマテバシイの葉に、ムラサキツバメの姿は見られませんでした。

前回越冬小集団が見られた葉 | ふれあいの森
前回越冬小集団が見られた葉
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO

残念ながらこれで今冬のムラサキツバメ観察は終了、と思いましたが…。

すぐ隣の枝(上の写真で左側にぼけて見えている枝)の葉上に越冬中の1個体を発見。

ムラサキツバメ(越年個体) | Narathura bazalus | ふれあいの森
ムラサキツバメ(越年個体)
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO

まず遠めからフラッシュを焚いて撮影したところ、起こしてしまったのかズリズリ体勢を変え始めた。

ムラサキツバメ(越年個体) | Narathura bazalus | ふれあいの森
ムラサキツバメ(越年個体)
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
ムラサキツバメ(越年個体)
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO

しかし、この場所は葉陰になっているので向きを変えたところでストップ。開翅までは至りませんでした。

うーん、次にここに来れるのはいつかな? 流石に2月までここに残っていることは…、ないですよね?

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