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イチモンジセセリ
早野聖地公園のウラナミアカシジミ
- 2012-06-02 (土)
- 早野の里
もう7月だというのに、ようやく6月最初のfieldnoteを記事化。亀更新にも程があるよね。
ということで、6月最初のfieldworkでは早野聖地公園を訪れました。 まず最初は、ミドリシジミにはまだ早いと思うけど、様子見を兼ねてハンノキ林のある谷戸へ。 ここでは、クロアゲハ、越冬明けテングチョウ、アカシジミなどが居ました。
アカシジミは遠くて上手く撮れなかったので、クロアゲハと越冬明けテングチョウの写真を載せておきます。
※7/9追記※
そういえば何で「遠くて上手く撮れなかった」んだっけ?…と考えてて思い出しました!
SIGMAの70-300mmが故障して90mmマクロしかなく、どうにもならなかったのでした。
- テングチョウ | Libythea celtis | 早野聖地公園
- SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
- ほんの3日前に新成虫が群れを成して吸水しているところを観察したばかりだが、まだ越冬成虫が生き残っていた。
アカシジミが撮影できずにがっかりしつつ霊園側に場所を移した。 アカシジミ狙いなのか、継ぎ竿でコナラを叩いている方が居た。 私も霊園周囲のコナラ、クヌギなどを見てまわったところ、ウラナミアカシジミが低めに張り出したクヌギの枝に静止していた。
- ウラナミアカシジミ | Japonica saepestriata | 早野聖地公園
- SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
- SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
- 2枚は同個体を別角度で。90mmマクロでここまで寄れる位置に静止してくれているとは、なんてラッキー。
- SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
- RICOH R8 + 一脚でインターバル撮影しようとして少し高い枝に移られてしまった。それでもこの程度には撮れる位置。
- RICOH R8 + 一脚(インターバル撮影)
- もう一度、RICOH R8 + 一脚でのインターバル撮影にチャレンジ。こんなのが撮れた。
- SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
- もう一度α55で撮影。撮影しやすい距離だったが、それでもRICOH R8 + 一脚でのインターバル撮影の方が良い写真が撮れた。
さらに、クヌギの若木が立ち並ぶポイントへ行ってみると、10m間隔くらいで目線の高さでウラナミアカシジミの新鮮個体に遭遇するという事態に。 4~5頭くらいは居ただろうか。 もっとも、あまりにも良い条件だったので興奮しすぎ、90mmマクロで画面一杯に大写ししようと頑張りすぎて逆に大失敗。 1枚も撮れないうちに飛ばして逃がしてしまったり、結局撮れたのは4~5頭も居たのに撮れたのは2頭のみ。 それも葉かぶりしているなどちゃんと撮れていない。チャンスをまったく活かせなかった…。
最初の個体のところに戻ってみると、同じ枝にまだ静止していたのでもう一度90mmマクロとRICOH R8 + 一脚のインターバル撮影で撮影。
ウラナミアカシジミ撮影の合間には、サトキマダラヒカゲやイチモンジセセリ、クロヒカゲなども撮れた。
このあと、もう一度アカシジミを撮るために寺家へ移動した。
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迷子になった末に辿り着いた栗の花ポイント
- 2012-05-31 (木)
- 寺家
午前中に訪れた新治市民の森ではウラゴマダラシジミが現れないのが未練で、結局14時近くまで粘ってしまった。
その後、いったん港北NTの「くじら軒」で昼食ラーメンを食した後に寺家ふるさとの森へ移動。 到着時間は概ね15時半くらい。だいぶ遅い。
ここでは、以前見つけておいた栗の花ポイントでアカシジミを狙うつもりで移動してきた。 寺家と言いつつ、そのポイントは町田市の三輪側へひと山超えたところ…。
ところが、久しぶりで三輪側へ超える道を間違えた。 予定していた道と違う道を三輪側へ出て、そのまま栗の花ポイントを探してぐるぐる歩きまわったものの、 最終的には現在位置まで分からなくなってしまい、結局いったん寺家側へ戻って出直す羽目になった。 いったん寺家側へ戻るまでに費やした時間は約1時間…。 つまり、目的の栗の花ポイントに到着したのは16時半頃であった…。
迷っている間に撮影した蝶
道に迷っている間も、ただ歩いているだけでなく一応撮影はしていた。
まずはヒメキマダラセセリ。
クロコノマチョウの越冬個体まで現れた。
イチモンジセセリが複数個体居た。1頭だけ撮れた。
他には、ここでもキタテハの新成虫が数多く見られた。 また、スレ気味で写真には撮らなかったが、コチャバネセセリ、ダイミョウセセリ、イチモンジチョウなどが目についた。
蝶以外では、赤いカミキリが多かったので1枚だけ撮っておいた。
本来の目的地、栗の花ポイント
ようやく栗の花ポイントに着いた。
イチモンジチョウ、テングチョウと並んで、目的のアカシジミも吸蜜に来ていた。 ここでは、最短5秒間隔で自動的に合焦・撮影を行ってくれる RICOH R8 のインターバル撮影機能を利用し、 一脚に取り付けたカメラを高く差し出して撮影。 まだ慣れないので、なかなかフレームに収まらなかったりととにかく歩留まりが悪く、肝心のアカシジミは証拠写真しか撮れなかった。 イチモンジチョウに関しては見られる写真が撮れ、慣れれば良い写真も撮れることは分かった。
あと、地図で確認したら栗の花ポイントは町田市三輪ではなく寺家側だった。迷うわけだ。
栗の木を見上げてばかりいたが、足下にもクロヒカゲなどが居た。 交尾個体を発見したので、こっちは α55 で撮影。
以上
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東高根森林公園のクロコノマチョウ(その3)
- 2011-10-08 (土)
- 東高根森林公園
本日午前中は東高根高根森林公園へ。今秋3回目のクロコノマチョウ探索です。
最初のジュズダマポイント周辺では、2頭見つけました。
第2のジュズダマポイントでは、今日も多くのクロコノマチョウが見られました。 そのうち、4頭を撮影できました。
- クロコノマチョウ | Melanitis phedima oitensis | 東高根森林公園カテゴリ
- SONY α55 + SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
- 3頭目は木道から見下ろせる位置にいました。
少し手前の葉が邪魔でしたが、表翅の撮影にチャレンジしようと三脚を据え、連写しつつ刺激を与えて飛ばしてみましたが、
捉えることが出来ませんでした。
- SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
- もう少し横から撮れれば真横アングルでしたが、この直後に飛ばれました。
- SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
- 残念ながら手前の葉が少し被ってしまいました。
- SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
- 最後のこの個体が一番よく撮れたかな。
その他の蝶
クロコノマチョウ以外にはあまりめぼしいものが撮れていません。
この他には、ちょうどクロコノマチョウを追い回していた時なので撮影しませんでしたが、第2のジュズダマポイント付近でムラサキシジミが多数開翅して日光浴していました。
また、蝶ではありませんがアキアカネの交尾を撮ったので載せておきます。
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多摩川のギンイチモンジセセリ
- 2011-09-13 (火)
- 多摩川(右岸川崎市部)
多摩川のギンイチモンジセセリは年3化で、8月末くらいから見られるらしい。少々時期遅れな気もするし、先日の台風による増水の影響も気になりますが、まだ生き残りが居るかもしれないと行ってみることにしました。
予定ルート
ギンイチモンジセセリ探索は初めてなのでネットで検索して予習したところ、いくつかの候補地が挙がりました。
- 調布市染地及び川崎市多摩区中野島付近(二ヶ領上河原堰堤の直下両岸)
- 是政橋~関戸橋~府中四谷橋
- 青梅市河辺付近
このうち、青梅市河辺はちょっと遠いのでまず最初に検討対象外に。続いて二ヶ領上河原堰堤の直下両岸は近くて良いのですが、theclaさんの探蝶逍遥記に中野島側が護岸工事により全滅状態
とありましたので、今回は是政橋~関戸橋~府中四谷橋あたりを歩いてみることにしました。
前夜に地図を切り貼りしながら決めた予定ルートは下記の通り。
- 京王線「百草園」駅より出発 → 浅川 → 府中四谷橋 → 対岸へ渡る → 関戸橋 → 是政橋 → 対岸へ渡る → JR南武線南多摩駅
かなり長大なルートです。かなり気温も上がりそうなので熱中症の不安がありますが、まあ満足したら途中で切り上げれば良いでしょう。
ところが大失敗
ところが、いきなり大失敗をやらかしました。
- 前夜に用意した地図を忘れた。
- 間違えて「聖蹟桜ヶ丘」駅で降りてしまった。
それでも、北へ向かえば多摩川に着くだろうと歩いたら、無事府中四谷橋に出ました。予定では浅川沿いに下ってくるはずでしたが、もともと本命は府中四谷橋~是政橋間なので浅川沿い探索は省略し、このまま多摩川を渡って下流に向かえば良かったわけです。
ところが地図がないのが原因でここでも判断間違いをやらかしました。
- 多摩川をどの橋を使って渡る予定か覚えていなかった。
- 多摩川に架かる橋の順番を覚えていなかった。(関戸橋が府中四谷橋の上流/下流どっちか?)
- 浅川沿いを歩く予定だった、ということだけ覚えていた。
「ここで渡るんだっけ?」「もういっこ上流の関戸橋を渡るんだっけ?」と迷った末に、「浅川沿いを歩く予定だったんだから、もういっこ上だ」と上流に向かって歩き出してしまいました。さらに、関戸橋ならぬ新井橋を渡った後に浅川沿いに下流に戻るという間違いを犯し、橋がないので多摩川と浅川の合流点から再び多摩川沿いに上流に遡らねばならなくなったというオマケまで付きました。
ということで、実際に歩いたルートは下記の通り、ただでさえ長大だと思っていたルートがさらに長大なルートになりました。
- 聖蹟桜ヶ丘駅を出発 → 府中四谷橋 → 浅川沿いを上流へ遡る → 新井橋 → 対岸へ渡る → 浅川沿いに下流へ → 多摩川合流点(ここで多摩川を渡れないことに気付く) → 多摩川沿いに再び上流へ遡る → 石田大橋 → 対岸へ渡る → 下流へ向かう → 府中四谷橋 → 関戸橋 → 是政橋 → 対岸へ渡る → JR南武線南多摩駅。
ええ、それでも最初の予定通り南多摩駅まで歩ききりましたよ。最後は日が暮れかかっていましたが。
ではその成果は次の章で。
成果
あとでUpします。
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イチモンジセセリの居る夜
- 2011-09-10 (土)
- 川崎市
マンションエントランスにイチモンジセセリが迷い込んできていた。
それも2頭。
昼間は渋谷のど真ん中(246号沿い)のアベリアの植え込みにイチモンジセセリが数頭集まってきていた。
なかなか増えないなと思っていたが、いよいよイチモンジセセリの季節到来だろうか。
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五所塚の斜面地
- 2011-09-07 (水)
- 川崎市
秋に増えるイチモンジセセリとウラナミシジミ。 イチモンジセセリの方は時折目にするようになってきたけど、ウラナミシジミは今年はまだ見ていない。 そこで、心当たりの葛群落へ行ってみました。
川崎市宮前区五所塚の傾斜地に繁茂した葛を見上げたが、花は咲き始めているのにウラナミシジミの気配がない。 見ることが出来たのは擦れまくった襤褸の1頭のみ。 イチモンジセセリは少ないけどちらほら居る。 イチモンジセセリとウラナミシジミをセットで考えていたけど、ウラナミシジミの方が若干発生が遅いのだろうか。
他には、アカボシゴマダラ、ウラギンシジミ、ヤマトシジミ、ルリシジミ、キマダラセセリ、クロヒカゲ、コミズジなどが見られた。 旧向ヶ丘遊園敷地に近いので、割と蝶の姿は多いようだ。
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東高根森林公園
- 2011-09-06 (火)
- 東高根森林公園
午前中のみ東高根森林公園へ。
ぐるっと一周して出逢ったのは、ウラギンシジミ♂、ヒメウラナミジャノメ、イチモンジセセリ、ダイミョウセセリ、ヒメアカタテハくらい。
ヒメアカタテハはボロボロの個体だったから写真Upは無し。
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盛夏の多摩川
- 2011-08-15 (月)
- 多摩川(右岸川崎市部)
今日は多摩川の探索に行った。イチモンジセセリやウラナミシジミは、8月下旬頃から増えてくる蝶なので少し早いがそろそろ見られるのではないか、またジャコウアゲハの発生状況はどうかと思って出かけた。
まだ早い
イチモンジセセリは1頭のみ見られた。
ウラナミシジミに至っては、まだ全く発生していないようだ。
他にはヒメジャノメが居た。
ヤマトシジミ交尾
ヤマトシジミの交尾個体を見つけた。
2枚目はちょっと飛ばしてしまった後、近くに再び降りたので再接近・再撮影したもの。
ゴマダラチョウ
また、アカボシゴマダラの多いエノキ・ポイントにて、この日はゴマダラチョウの姿が目立った。昨日20年ぶりに再会したと思ったら今日も、である。飛んでいるところをよく見ると、後翅の赤星の有無や翅のダンダラ模様の特徴の違いなど、意外と見えるものだな、と思った。
ゴマダラチョウを見つけたので、付近に樹液ポイントは無いか、降りてこないか、等と少し長めに粘ったため、ジャコウアゲハの発生ポイントまで行き着かなかった。
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