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イチモンジチョウ

寺家でアカシジミに再チャレンジ

早野聖地公園でウラナミアカシジミの撮影を堪能した後、アカシジミを撮影しようと5月31日に訪れた寺家の栗林を再訪した。 もちろん、今度は迷わず目的の栗林に到着。

前回よりも時間が早かったこともあり、栗林にはたくさんの蝶が吸蜜に訪れていた。

撮影した順番はちょっと無視して、まずは目的のアカシジミの写真から。
いずれもRICOH R8+一脚でのインターバル撮影で撮ったもの。

アカシジミ | Japonica lutea | 寺家
アカシジミ
RICOH R8 + 一脚(インターバル撮影)
アカシジミ
RICOH R8 + 一脚(インターバル撮影)
1~2枚目は同一個体。片っぽだけで良いじゃんと言われそうですが、どっちもうまく撮れたのでw 肛角部に大きなビークマークがあるのが残念。
アカシジミ
RICOH R8 + 一脚(インターバル撮影)
3枚目は別個体。ビークマークは無いけど全体的にややスレ気味かな。でもアカシジミとしては今までで一番ベストな画像。

テングチョウも多数吸蜜に来ていた。

テングチョウ | Libythea celtis | 寺家
テングチョウ
RICOH R8 + 一脚(インターバル撮影)
テングチョウ
RICOH R8 + 一脚(インターバル撮影)
1枚目と2枚目は別個体。

スジグロシロチョウとイチモンジチョウはα55で撮影。

スジグロシロチョウ | Pieris melete | 寺家
スジグロシロチョウ
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
スジグロシロチョウとヤマトスジグロシロチョウの判別はほぼ諦めていますが、この個体に関しては前翅中室内の灰色鱗からスジグロシロチョウでしょう。 ♂♀の判別は黄色っぽいから♀ってことになるのかしら?
イチモンジチョウ | Limenitis camilla | 寺家
イチモンジチョウ
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
イチモンジチョウは、やはりだいぶくたびれた個体が多かった。この子は♂かな。

とりあえず、アカシジミもややスレ気味ながら一応満足できる写真が撮れたので、次回はミドリシジミかな。

以上

迷子になった末に辿り着いた栗の花ポイント

午前中に訪れた新治市民の森ではウラゴマダラシジミが現れないのが未練で、結局14時近くまで粘ってしまった。

その後、いったん港北NTの「くじら軒」で昼食ラーメンを食した後に寺家ふるさとの森へ移動。 到着時間は概ね15時半くらい。だいぶ遅い。

ここでは、以前見つけておいた栗の花ポイントでアカシジミを狙うつもりで移動してきた。 寺家と言いつつ、そのポイントは町田市の三輪側へひと山超えたところ…。

ところが、久しぶりで三輪側へ超える道を間違えた。 予定していた道と違う道を三輪側へ出て、そのまま栗の花ポイントを探してぐるぐる歩きまわったものの、 最終的には現在位置まで分からなくなってしまい、結局いったん寺家側へ戻って出直す羽目になった。 いったん寺家側へ戻るまでに費やした時間は約1時間…。 つまり、目的の栗の花ポイントに到着したのは16時半頃であった…。

迷っている間に撮影した蝶

道に迷っている間も、ただ歩いているだけでなく一応撮影はしていた。

まずはヒメキマダラセセリ。

ヒメキマダラセセリ | Ochlodes ochraceus | 寺家
ヒメキマダラセセリ
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
開翅写真。性標のある♂。
ヒメキマダラセセリ
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
イボタの花で吸蜜。この個体も♂だ。

クロコノマチョウの越冬個体まで現れた。

クロコノマチョウ | Melanitis phedima oitensis | 寺家
クロコノマチョウ(越冬個体)
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
うーん、ぼろぼろだ。

イチモンジセセリが複数個体居た。1頭だけ撮れた。

イチモンジセセリ | Parnara guttata | 寺家
イチモンジセセリ
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
もろに葉かぶりしてるけど、とりあえず撮れたので先を急いだ。

他には、ここでもキタテハの新成虫が数多く見られた。 また、スレ気味で写真には撮らなかったが、コチャバネセセリ、ダイミョウセセリ、イチモンジチョウなどが目についた。

蝶以外では、赤いカミキリが多かったので1枚だけ撮っておいた。

未同定カミキリ | 寺家
未同定カミキリ
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
急いでる上に蝶ではないので超適当。

本来の目的地、栗の花ポイント

ようやく栗の花ポイントに着いた。

イチモンジチョウ、テングチョウと並んで、目的のアカシジミも吸蜜に来ていた。 ここでは、最短5秒間隔で自動的に合焦・撮影を行ってくれる RICOH R8 のインターバル撮影機能を利用し、 一脚に取り付けたカメラを高く差し出して撮影。 まだ慣れないので、なかなかフレームに収まらなかったりととにかく歩留まりが悪く、肝心のアカシジミは証拠写真しか撮れなかった。 イチモンジチョウに関しては見られる写真が撮れ、慣れれば良い写真も撮れることは分かった。

あと、地図で確認したら栗の花ポイントは町田市三輪ではなく寺家側だった。迷うわけだ。

アカシジミ | Japonica lutea | 寺家
|
RICOH R8 + 一脚(インターバル撮影)
残念ながら全身が写っていない。 アカシジミが見られたのは3~4頭で、そのうち比較的撮りやすい位置にいた1頭は まともにフレームに入らずにまごまごしているうちに飛び去ってしまったので、 ゆっくり被写体になってくれたのは難易度の高い高い位置で吸蜜していた個体のみだった。
イチモンジチョウ | Limenitis camilla | 寺家
イチモンジチョウ
RICOH R8 + 一脚(インターバル撮影)
これくらいに撮れれば成功だ。今度こそゼフで撮影成功させねば。

栗の木を見上げてばかりいたが、足下にもクロヒカゲなどが居た。 交尾個体を発見したので、こっちは α55 で撮影。

クロヒカゲ | Lethe diana | 寺家
クロヒカゲ(交尾)
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO

以上

テングチョウとキタテハ天国

平地性ゼフィルスのうち、出現時期の早いアカシジミ、ウラゴマダラシジミを目的に Field に出た。出陣先は昨年ウラゴマダラシジミを観察した横浜市の新治市民の森。より難易度の高いウラゴマダラシジミの「ポイントが分かっている」のが選択理由です。

ちょうどテングチョウとキタテハの発生盛期に当たったようで、両種とも多数の新鮮個体があちこちで集団吸水している姿を観察できた。

テングチョウ | Libythea celtis | 新治市民の森
テングチョウ
テングチョウ
テングチョウ
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
吸水中のテングチョウ三態。2枚目と3枚目は同一個体だが1枚目はたぶん違う。
テングチョウ(開翅)
テングチョウ(開翅)
テングチョウ(開翅)
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
キタテハに比べて敏感で寄るのに苦労したが、何とかほぼ真上から開翅吸水中の新鮮個体の撮影も出来た。2枚目のみ縦位置写真になっていたのでトリミングして上下をカット。
テングチョウ(開翅)
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
吸水中の個体ばかりで飽きたのでこんなのも時々狙ったが、ほとんど撮れなかった。
テングチョウ(羽化直後)
テングチョウ(羽化直後)
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
羽化直後の個体も見つけた。1枚目はイボタの葉に停まっていた♀個体。 実物は写真の数倍綺麗だったが、腕が無く表現できないのが悔しい。 2枚目の個体は下草で羽化し、まだ蛹の抜け殻に掴まっている状態。
キタテハ | Polygonia c-aureum | 新治市民の森
キタテハ
キタテハ
キタテハ
キタテハ
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
吸水中の新鮮キタテハ四態。2~4枚目は同一個体。 1枚目も同一個体かもしれませんが、既によく分からなくなっています。
キタテハ
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
吸水中でない個体も撮影しました。とにかくキタテハは数が多かった。

キタテハの方はぼろぼろの越冬個体も1頭吸水に訪れていた。

キタテハ | Polygonia c-aureum | 新治市民の森
越冬キタテハ
越冬キタテハ
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
越冬個体だが新生個体と並んで元気に吸水していた。 越冬個体と新生個体で交尾成立することもあるんだろうなあ。

他にも、新鮮なルリシジミが2頭吸水に来ていた。

ルリシジミ | Celastrina argiolus | 新治市民の森
ルリシジミ
ルリシジミ
ルリシジミ
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
吸水個体は2頭居たが、同じ場所で吸水しているキタテハ、テングチョウ、ルリシジミを 代わる代わる撮ったので3枚がそれぞれ同一個体か別固体化までは分からない。
ルリシジミ(開翅)
ルリシジミ(開翅)
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
吸水個体がつっと飛んで下草に停まった。「あ、開きそう」と思って待っていたら、 短時間だか綺麗な表翅を見せてくれた。

イチモンジチョウも個体数が多かったが、既に盛期は過ぎて擦れた個体が多かった。

イチモンジチョウ | Limenitis camilla | 新治市民の森
イチモンジチョウ
イチモンジチョウ
イチモンジチョウ
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
見るからに擦れた個体が多かったので、あまりカメラを向けなかった。3枚目のみ別個体。
イチモンジチョウ
イチモンジチョウ
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
唯一擦れが少なかった個体。じっくり撮影したが翅裏は見せてくれなかった。

かなり飛び古した個体だが、コチャバネセセリがイボタの花に来ていた。

コチャバネセセリ | Thoressa varia | 新治市民の森
コチャバネセセリ
コチャバネセセリ
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
2~3個体居たので1枚目、2枚目が同一個体かどうかは不明。
コチャバネセセリ
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
そのうちに目の前で1個体が蜘蛛の巣にかかってしまった。 あっという間に蜘蛛がやってきた。南無南無~。

モンシロチョウも新鮮な個体が多数飛んでいたが、真剣に狙わずまともな写真はこれ1枚きり。

モンシロチョウ | Pieris rapae | 新治市民の森
モンシロチョウ
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
ヒメジョオンで吸蜜するモンロチョウ。

肝心のゼフは?

肝心のゼフィルスですが、ウラゴマダラシジミは1頭も姿を見せませんでした。

がっかり。

まだ早かったのか…?それとも少し離れた吸水ポイントでテングチョウやキタテハを撮っている時間帯に現れたのか?

アカシジミは栗の花のポイントで逢えるのを期待しましたが、逢えませんでした。

新治市民の森では当初予定よりも長く14時近くまで粘りましたが、ウラゴマダラシジミは諦めてアカシジミが探しやすい寺家ふるさとの森に移動することにしました。 寺家での成果については別記事に分けます。

蝶以外

蝶以外に、トンボとトカゲを撮ったので載せておきます。

トンボ(未同定) | 新治市民の森
未同定トンボ
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
未同定のトンボ。ヤンマではないような。サナエ系かなあ。(まったくわかっていない)※トリミングしています。
トカゲ | 新治市民の森
トカゲ
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
妙に迫力のあったトカゲ。

平成24年6月24日追記

1頭写真だけUpして載せ忘れていた。

ヒメジャノメ | Mycalesis gotama | 新治市民の森
ヒメジャノメ
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
今年はコジャノメしか撮れていなかったので、確か拘って追いかけた気が。(なのに載せ忘れるなんて)

キリシマ探索再チャレンジ(西丹沢)

7月29日に引き続き、キリシマミドリシジミ探索に西丹沢・大又沢林道へ行ってきました。

今回の現地到着は10:30頃。前回の反省がまったく活かされておりません。

浅瀬ゲート手前の吸水ポイントでは、前回同様、今回も3頭のカラスアゲハの吸水集団が出迎えてくれました。

カラスアゲハ | Papilio bianor | 西丹沢
カラスアゲハ(吸水)
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
200mm(300mm-equiv.) 絞り優先AE F9 分割測光
集団全体でなく、1頭に拘って撮影。

大又沢分岐~第2のキリシマポイント

相変わらず工事車両の通過が多く、大又沢分岐のキリシマポイントは望みが無さそうなのでさっさと大又沢林道を進んでいくと、行く手の方向から黒いアゲハが現れた。クロアゲハかな?と思いつつ追っていた目に後翅の大きな白紋が飛び込んできた。モンキアゲハでした。

モンキアゲハ | Papilio helenus | 西丹沢
モンキアゲハ
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
300mm(450mm-equiv.) 絞り優先AE F9 分割測光 Flash=ON + Retouch
数十メートル追いかけているうちに、運良く小高い枝に潜り込んで休息を始めた。 内蔵Flashを焚いてもコントラストが出なかったので画像はRetouchしてある。 後翅の紋が見えないのが悔しい。

林道を進んでいくと、次々とカラスアゲハやミヤマカラスアゲハの吸水シーンに出逢いました。

ミヤマカラスアゲハ(吸水) | Papilio maackii | 西丹沢
ミヤマカラスアゲハ(吸水)
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
200mm(300mm-equiv.) 絞り優先AE F9 分割測光
やや翅の痛みが進んだミヤマカラスアゲハ。
カラスアゲハ(飛翔) | Papilio bianor | 西丹沢
カラスアゲハ(飛翔)
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
300mm(450mm-equiv.) 絞り優先AE F9 分割測光
吸水シーンを撮っていたら偶然飛び立った。
カラスアゲハ(吸水) | Papilio bianor | 西丹沢
カラスアゲハ(吸水)
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
300mm(450mm-equiv.) シャッター速度優先AE 1/500 分割測光
再び降りて吸水。
カラスアゲハ・ミヤマカラスアゲハの集団吸水 | 西丹沢
カラスアゲハ・ミヤマカラスアゲハの集団吸水
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
200mm(300mm-equiv.) 絞り優先AE F9 分割測光 + trimmed
5頭の吸水集団。集団全体を収めようとするとどこにピントを合わせるべきかよく分からなくなる。
ミヤマカラスアゲハ(吸水) | 西丹沢
ミヤマカラスアゲハ(吸水)
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
200mm(300mm-equiv.) シャッター速度優先AE 1/400 分割測光
集団全体でなく、特に綺麗な表翅を見せてくれていたミヤマカラスアゲハに焦点を当ててみた。
カラスアゲハ(吸水) | Papilio bianor | 西丹沢
カラスアゲハ(吸水)
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
200mm(300mm-equiv.) シャッター速度優先AE 1/400 分割測光
この日は、綺麗な個体はカラスアゲハの方が多い印象があった。
カラスアゲハ(吸水) | Papilio bianor | 西丹沢
カラスアゲハ(吸水)
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
200mm(300mm-equiv.) シャッター速度優先AE 1/400 分割測光
この個体もカラスアゲハ。

林道崩落地手前の第2のキリシマポイントに到着。 前回と同様、時折梢から飛び出すのは確認できるものの、いずれも明後日の方向へ飛び去るばかりで撮影できる所へ出てきてはくれません。ここでは1時間ほど粘りましたが、キリシマミドリシジミの撮影はノーチャンスでした。また来年チャレンジするしかありません。

粘っている間に現れてくれた蝶としては、まずは黒系アゲハの集団吸水ですが、ここではオナガアゲハが混じっていました。

カラス・ミヤマカラス・オナガアゲハの吸水集団 | 西丹沢
カラス・ミヤマカラス・オナガアゲハの吸水集団
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
300mm(450mm-equiv.) 絞り優先AE F9 分割測光 + trimmed
オナガアゲハの混じった吸水集団。

アカガシ大木を見上げている足下にコムラサキが来てくれました。

コムラサキ | Apatura metis | 西丹沢
コムラサキ♂(吸水)
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
300mm(450mm-equiv.) 絞り優先AE F9 分割測光
コムラサキ♂(吸水)
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
200mm(300mm-equiv.) 絞り優先AE F9 分割測光
コムラサキ♂(吸水)
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
200mm(300mm-equiv.) 絞り優先AE F9 分割測光
コムラサキ♂
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
300mm(450mm-equiv.) 絞り優先AE F9 分割測光
かなり擦れた個体で、右触覚が折れ曲がっている上に左触覚は途中で切れて無くなっている。 それでも翅を開くと紫の幻光が浮かび上がった。

コムラサキと一緒にアサマイチモンジも足下まで来て吸水していた。

アサマイチモンジ | Limenitis glorifica | 西丹沢
アサマイチモンジ(閉翅)
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
200mm(300mm-equiv.) 絞り優先AE F9 分割測光
アサマイチモンジ(半開翅)
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
200mm(300mm-equiv.) 絞り優先AE F9 分割測光
アサマイチモンジ(開翅)
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
200mm(300mm-equiv.) 絞り優先AE F9 分割測光
アサマイチモンジ(開翅)
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
200mm(300mm-equiv.) 絞り優先AE F9 分割測光
割と擦れが少なく綺麗なアサマイチモンジだ。
オナガアゲハ(吸水) | Papilio macilentus | 西丹沢
オナガアゲハ(吸水)
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
00mm(300mm-equiv.) シャッター速度優先AE 1/400 分割測光
オナガアゲハ(吸水)
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
200mm(300mm-equiv.) 絞り優先AE F10 分割測光 + trimmed
オナガアゲハ2頭を含む吸水集団がまた出来ていた。 今度は集団全体でなくオナガアゲハに拘って撮影してみた。

第3のキリシマポイントへ

さて、粘っていると、営林局の方が林道復旧工事の現場を見にやってきたので、 こちらから声をかけて少し話をした。 工事スケジュールなどを聞きながら、「本当はこの先まで行きたかったんですよね」 と言ったところ、「こっちを回ればちょっと大変ですが行けますよ」と迂回ルートを 教えてくれた。

「え?行ってもいいの?」

まぁ、教えてくれたってことは行っても良いということでしょう。 営林局の方に丁重に御礼を言うと、第3のキリシマポイントまで行くだけ行ってみることにした。

第3のキリシマポイント付近の環境は、昨年とあまり変わった様子は見られなかった。 時間と天候さえ良ければ、昨年同様確実にキリシマミドリシジミを見ることができただろう。 しかし既に時間は遅く、また俄に雲が出てきて雨が降り出した。 結局、雨が小降りになるまで30分程度橋の下に潜って雨宿りをするだけで終わった。

帰路

30分ほど雨宿りをしていると、雨が小降りになってきたので戻ることにした。 第2のキリシマポイント付近まで戻る頃には、晴れ間こそ覗かないものの雨は上がっていた。

オナガアゲハ | Papilio macilentus | 西丹沢
オナガアゲハ(集団吸水)
SONY α55 | TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
90mm(135mm-equiv.) 絞り優先AE F10 分割測光
さきほどと同じ場所に再びオナガアゲハ2頭とカラスアゲハ1頭の吸水集団が形成されていた。 このポイントだからオナガアゲハが来るのだろうか?
アカタテハ | Vanessa indica | 西丹沢
アカタテハ(開翅)
SONY α55 | TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
90mm(135mm-equiv.) 絞り優先AE F9 分割測光 + trimmed
アカタテハ
SONY α55 | TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
90mm(135mm-equiv.) 絞り優先AE F9 分割測光 + trimmed
カラスアゲハとミヤマカラスアゲハの集団吸水ポイントまで戻ると、アカタテハが現れた。 少々敏感で充分に寄って撮影することは出来なかった。
カラスアゲハ(集団吸水) | Papilio bianor | 西丹沢
カラスアゲハ(集団吸水)
SONY α55 | TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
90mm(135mm-equiv.) 絞り優先AE F9 分割測光 + trimmed
新鮮で美しい表翅を開いて吸水中のカラスアゲハ吸水集団。 どの個体も擦れが少なく新鮮。 ミヤマカラスアゲハも混じっているかと思っていたが、4頭ともカラスアゲハみたいですね。
イチモンジチョウ | Limenitis camilla japonica | 西丹沢
イチモンジチョウ
SONY α55 | TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
90mm(135mm-equiv.) 絞り優先AE F9 分割測光 + trimmed
最後に撮ったのがこのイチモンジチョウ。

生田緑地

8月になりました。今年は東高根森林公園へ行く機会が多く、生田緑地にあまり行っていませんが、8月最初の Fieldwork は生田緑地へ出かけました。

最初に現れたのはイチモンジチョウ。

イチモンジチョウ | Limenitis Camilla japonica | 生田緑地
イチモンジチョウ
SONY α55 | TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
90mm(135mm-equiv.) 絞り優先AE F5.6 分割測光

尾根筋の樹液ポイントを覗くと、サトキマダラヒカゲが来ていました。

サトキマダラヒカゲ | Neope goschkevitschii | 生田緑地
サトキマダラヒカゲ
SONY α55 | TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
90mm(135mm-equiv.) 絞り優先AE F10 分割測光 Flash=ON

尾根筋の自然探勝路を下っていくと、樹林内に現れたのはコジャノメ。

コジャノメ | Mycalesis francisca | 生田緑地
コジャノメ
SONY α55 | TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
90mm(135mm-equiv.) 絞り優先AE F9 分割測光
同じように樹林内に現れるのに、クロヒカゲはつつじ山側に多く、 尾根筋の自然探勝路に現れるのはいつもコジャノメな気がする。

蝶ではありませんが、キボシカミキリがこちらを向いてポーズを取っていました。

キボシカミキリ | 生田緑地
キボシカミキリ
SONY α55 | TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
90mm(135mm-equiv.) 絞り優先AE F9 分割測光

ボロボロに飛び古した個体ですが、ナガサキアゲハがコオニユリに訪花していました。

ナガサキアゲハ | Papilio memnon | 生田緑地
ナガサキアゲハ
SONY α55 | TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
90mm(135mm-equiv.) 絞り優先AE F9 分割測光
秋になったら、等々力緑地の花壇にでも綺麗なのを撮りに行こう。

ゼフ探索に新治市民の森へ

ゼフィルス探索に新治市民の森へ行ってきました。発生の早いアカシジミとウラゴマダラシジミがターゲットで、ウラナミアカシジミも出てると良いな、というところです。行き先は寺家と新治で迷ったのですが、青葉台駅で先にバスが来た方に向かうことにしました。つまり、「鴨志田団地行き」よりも「霧ヶ丘グリーンタウン行き」の方が先に来たということです。

本日は午前中だけの Fieldwork を予定しているので、市民の森駐車場から池ぶちへ下った後、鎌立付近のみに限定して探索予定です。市民の森駐車場に着くと、早速越冬明けでない新発生のテングチョウが迎えてくれました。

和名 | Libythea celtis | 新治市民の森
テングチョウ
SONY α55 | SIGMA APO 70-200mm F4-5.6 DG MACRO
300mm(450mm-equiv.) 絞り優先AE F5.6 分割測光
頻繁に地上に降りてくれた比較的フレンドリーな個体。但し、如何せん駐車場内なのでその度に邪魔が入って飛ばれてしまいましたが。

駐車場を出て池ぶちの方へ下っていく途中の林縁では、サトキマダラヒカゲとクロヒカゲが多数発生していました。

サトキマダラヒカゲ | Neope goschkevitschii | 新治市民の森
サトキマダラヒカゲ
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
200mm(300mm-equiv.) 絞り優先AE F5 分割測光
近づこうと藪に踏み込むとその気配ですぐに飛んでしまうので、遠めからの撮影に終始。結局この程度にしか撮れていなかった。
クロヒカゲ | Lethe diana | 新治市民の森
クロヒカゲ
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
200mm(300mm-equiv.) 絞り優先AE F5 分割測光
クロヒカゲ
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
200mm(300mm-equiv.) 絞り優先AE F5 分割測光
クロヒカゲ
SONY α55 | TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO1:1
90mm(135mm-equiv.) 絞り優先AE F5 分割測光
クロヒカゲは一見地味だが、よく見るとしっとりした風合いでゴージャス。後翅裏面の眼状紋周囲の青い縁取りも美しい。割と好きな蝶なんだよね。

ここの林縁では、時折頭上高くを白っぽいタテハ蝶が飛んでいくのが見られた。川崎ならアカボシゴマダラに決めつけてほぼ間違いないが、新治だとゴマダラチョウの可能性もあるのだろうか。

池ぶちの荒地まで来たところで、尾根の方からオレンジ色のヒョウモンが降りてきたが、近づく暇もなく再び雑木林の梢を越えて行ってしまった。ちょっと残念に思いつつ歩みを進めたところにウラギンシジミが現れた。

ウラギンシジミ♂ | Curetis acuta | 新治市民の森
ウラギンシジミ♂
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
300mm(450mm-equiv.) 絞り優先AE F5.6 分割測光
僅かに表翅が覗いた瞬間。まだ瑞々しい新鮮な個体だ。

鎌立の湿地ではイボタノキが白い花を咲かせていた。最初はスジグロシロチョウとダイミョウセセリくらいしか居なかったのが、そのうちに他の蝶も集まってきて、ウラゴマダラシジミとメスグロヒョウモンを撮ることができた。

ダイミョウセセリ | Daimio tethys | 新治市民の森
ダイミョウセセリ
SONY α55 | TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO1:1
90mm(135mm-equiv.) 絞り優先AE F5 分割測光
背景が明るいので肝心の蝶が黒つぶれ気味。
ダイミョウセセリ
SONY α55 | TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO1:1
90mm(135mm-equiv.) 絞り優先AE F5 分割測光
イチモンジチョウ | Limenitis camilla japonica | 新治市民の森
イチモンジチョウ
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
200mm(300mm-equiv.) 絞り優先AE F5 分割測光
イチモンジチョウ
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
200mm(300mm-equiv.) 絞り優先AE F5 分割測光
イチモンジチョウ
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
200mm(300mm-equiv.) 絞り優先AE F5 分割測光
イチモンジチョウは3~4頭が集まってきた。特に目に付いた大柄の個体を中心に撮影。昨年8月6日に西丹沢でアサマイチモンジを撮った時に「イチモンジチョウに比べて大きい」と思っていたので、この大柄の個体もアサマイチモンジではないかと野外では思っていたが、写真をよく見たらイチモンジチョウだった。(アサマイチモンジの方が大きいということではないらしい)
ウラゴマダラシジミ | Artopoetes pryeri | 新治市民の森
ウラゴマダラシジミ
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
300mm(450mm-equiv.) 絞り優先AE F5.6 分割測光
ようやく現れたウラゴマダラシジミ。イボタノキの周囲を目まぐるしく飛び交い、なかなか静止しない。ようやく停まってくれたものの、かなり遠めからの撮影を強いられた。ウラゴマダラシジミも2~3個体が集まってきていたようだ。
メスグロヒョウモン | Damora sagana | 新治市民の森
メスグロヒョウモン(表翅)
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
200mm(300mm-equiv.) 絞り優先AE F5 分割測光
メスグロヒョウモン(裏翅)
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
300mm(450mm-equiv.) 絞り優先AE F5.6 分割測光
メスグロヒョウモン(表翅)
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
300mm(450mm-equiv.) 絞り優先AE F5.6 分割測光
先のイチモンジチョウよりもさらにデカイのが現れたと思ったら、メスグロヒョウモン♀でした。初見です。一瞬和名が思い出せず、一緒に撮影していた方に「メスアカムラサキが居ました」と言ってしまいました。しばらくして間違いに気付いたので訂正しておきましたが…。(恥)
撮影しやすい場所には停まってくれなかったので、木立ちの隙間から、かなり遠くの枝に停まっているところを撮影。薄暗い上に木漏れ日がバックになっているので黒つぶれ気味。中央重点測光で撮るべきだったか。3枚目は眼にピントが合っていませんが、翅の斑紋はよく見えるので載せときました。

結局、このイボタノキで時間切れ一杯まで粘ったので、アカシジミやウラナミアカシジミを探している時間はありませんでした。ということで、結局撮影できたゼフは昨年も撮ったウラゴマダラシジミだけです。でも、その代わりに初見のメスグロヒョウモンが撮れたので、それなりに満足です。撮れなかった他のゼフィルスは、後日再挑戦しましょう。

最後に、帰り際に吸水中のルリシジミを撮影。

ルリシジミ | Celastrina argiolus Linnaeus | 新治市民の森
ルリシジミ(吸水)
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
300mm(450mm-equiv.) 絞り優先AE F5.6 分割測光

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