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コムラサキ

キリシマ探索再チャレンジ(西丹沢)

7月29日に引き続き、キリシマミドリシジミ探索に西丹沢・大又沢林道へ行ってきました。

今回の現地到着は10:30頃。前回の反省がまったく活かされておりません。

浅瀬ゲート手前の吸水ポイントでは、前回同様、今回も3頭のカラスアゲハの吸水集団が出迎えてくれました。

カラスアゲハ | Papilio bianor | 西丹沢
カラスアゲハ(吸水)
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
200mm(300mm-equiv.) 絞り優先AE F9 分割測光
集団全体でなく、1頭に拘って撮影。

大又沢分岐~第2のキリシマポイント

相変わらず工事車両の通過が多く、大又沢分岐のキリシマポイントは望みが無さそうなのでさっさと大又沢林道を進んでいくと、行く手の方向から黒いアゲハが現れた。クロアゲハかな?と思いつつ追っていた目に後翅の大きな白紋が飛び込んできた。モンキアゲハでした。

モンキアゲハ | Papilio helenus | 西丹沢
モンキアゲハ
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
300mm(450mm-equiv.) 絞り優先AE F9 分割測光 Flash=ON + Retouch
数十メートル追いかけているうちに、運良く小高い枝に潜り込んで休息を始めた。 内蔵Flashを焚いてもコントラストが出なかったので画像はRetouchしてある。 後翅の紋が見えないのが悔しい。

林道を進んでいくと、次々とカラスアゲハやミヤマカラスアゲハの吸水シーンに出逢いました。

ミヤマカラスアゲハ(吸水) | Papilio maackii | 西丹沢
ミヤマカラスアゲハ(吸水)
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
200mm(300mm-equiv.) 絞り優先AE F9 分割測光
やや翅の痛みが進んだミヤマカラスアゲハ。
カラスアゲハ(飛翔) | Papilio bianor | 西丹沢
カラスアゲハ(飛翔)
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
300mm(450mm-equiv.) 絞り優先AE F9 分割測光
吸水シーンを撮っていたら偶然飛び立った。
カラスアゲハ(吸水) | Papilio bianor | 西丹沢
カラスアゲハ(吸水)
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
300mm(450mm-equiv.) シャッター速度優先AE 1/500 分割測光
再び降りて吸水。
カラスアゲハ・ミヤマカラスアゲハの集団吸水 | 西丹沢
カラスアゲハ・ミヤマカラスアゲハの集団吸水
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
200mm(300mm-equiv.) 絞り優先AE F9 分割測光 + trimmed
5頭の吸水集団。集団全体を収めようとするとどこにピントを合わせるべきかよく分からなくなる。
ミヤマカラスアゲハ(吸水) | 西丹沢
ミヤマカラスアゲハ(吸水)
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
200mm(300mm-equiv.) シャッター速度優先AE 1/400 分割測光
集団全体でなく、特に綺麗な表翅を見せてくれていたミヤマカラスアゲハに焦点を当ててみた。
カラスアゲハ(吸水) | Papilio bianor | 西丹沢
カラスアゲハ(吸水)
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
200mm(300mm-equiv.) シャッター速度優先AE 1/400 分割測光
この日は、綺麗な個体はカラスアゲハの方が多い印象があった。
カラスアゲハ(吸水) | Papilio bianor | 西丹沢
カラスアゲハ(吸水)
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
200mm(300mm-equiv.) シャッター速度優先AE 1/400 分割測光
この個体もカラスアゲハ。

林道崩落地手前の第2のキリシマポイントに到着。 前回と同様、時折梢から飛び出すのは確認できるものの、いずれも明後日の方向へ飛び去るばかりで撮影できる所へ出てきてはくれません。ここでは1時間ほど粘りましたが、キリシマミドリシジミの撮影はノーチャンスでした。また来年チャレンジするしかありません。

粘っている間に現れてくれた蝶としては、まずは黒系アゲハの集団吸水ですが、ここではオナガアゲハが混じっていました。

カラス・ミヤマカラス・オナガアゲハの吸水集団 | 西丹沢
カラス・ミヤマカラス・オナガアゲハの吸水集団
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
300mm(450mm-equiv.) 絞り優先AE F9 分割測光 + trimmed
オナガアゲハの混じった吸水集団。

アカガシ大木を見上げている足下にコムラサキが来てくれました。

コムラサキ | Apatura metis | 西丹沢
コムラサキ♂(吸水)
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
300mm(450mm-equiv.) 絞り優先AE F9 分割測光
コムラサキ♂(吸水)
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
200mm(300mm-equiv.) 絞り優先AE F9 分割測光
コムラサキ♂(吸水)
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
200mm(300mm-equiv.) 絞り優先AE F9 分割測光
コムラサキ♂
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
300mm(450mm-equiv.) 絞り優先AE F9 分割測光
かなり擦れた個体で、右触覚が折れ曲がっている上に左触覚は途中で切れて無くなっている。 それでも翅を開くと紫の幻光が浮かび上がった。

コムラサキと一緒にアサマイチモンジも足下まで来て吸水していた。

アサマイチモンジ | Limenitis glorifica | 西丹沢
アサマイチモンジ(閉翅)
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
200mm(300mm-equiv.) 絞り優先AE F9 分割測光
アサマイチモンジ(半開翅)
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
200mm(300mm-equiv.) 絞り優先AE F9 分割測光
アサマイチモンジ(開翅)
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
200mm(300mm-equiv.) 絞り優先AE F9 分割測光
アサマイチモンジ(開翅)
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
200mm(300mm-equiv.) 絞り優先AE F9 分割測光
割と擦れが少なく綺麗なアサマイチモンジだ。
オナガアゲハ(吸水) | Papilio macilentus | 西丹沢
オナガアゲハ(吸水)
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
00mm(300mm-equiv.) シャッター速度優先AE 1/400 分割測光
オナガアゲハ(吸水)
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
200mm(300mm-equiv.) 絞り優先AE F10 分割測光 + trimmed
オナガアゲハ2頭を含む吸水集団がまた出来ていた。 今度は集団全体でなくオナガアゲハに拘って撮影してみた。

第3のキリシマポイントへ

さて、粘っていると、営林局の方が林道復旧工事の現場を見にやってきたので、 こちらから声をかけて少し話をした。 工事スケジュールなどを聞きながら、「本当はこの先まで行きたかったんですよね」 と言ったところ、「こっちを回ればちょっと大変ですが行けますよ」と迂回ルートを 教えてくれた。

「え?行ってもいいの?」

まぁ、教えてくれたってことは行っても良いということでしょう。 営林局の方に丁重に御礼を言うと、第3のキリシマポイントまで行くだけ行ってみることにした。

第3のキリシマポイント付近の環境は、昨年とあまり変わった様子は見られなかった。 時間と天候さえ良ければ、昨年同様確実にキリシマミドリシジミを見ることができただろう。 しかし既に時間は遅く、また俄に雲が出てきて雨が降り出した。 結局、雨が小降りになるまで30分程度橋の下に潜って雨宿りをするだけで終わった。

帰路

30分ほど雨宿りをしていると、雨が小降りになってきたので戻ることにした。 第2のキリシマポイント付近まで戻る頃には、晴れ間こそ覗かないものの雨は上がっていた。

オナガアゲハ | Papilio macilentus | 西丹沢
オナガアゲハ(集団吸水)
SONY α55 | TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
90mm(135mm-equiv.) 絞り優先AE F10 分割測光
さきほどと同じ場所に再びオナガアゲハ2頭とカラスアゲハ1頭の吸水集団が形成されていた。 このポイントだからオナガアゲハが来るのだろうか?
アカタテハ | Vanessa indica | 西丹沢
アカタテハ(開翅)
SONY α55 | TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
90mm(135mm-equiv.) 絞り優先AE F9 分割測光 + trimmed
アカタテハ
SONY α55 | TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
90mm(135mm-equiv.) 絞り優先AE F9 分割測光 + trimmed
カラスアゲハとミヤマカラスアゲハの集団吸水ポイントまで戻ると、アカタテハが現れた。 少々敏感で充分に寄って撮影することは出来なかった。
カラスアゲハ(集団吸水) | Papilio bianor | 西丹沢
カラスアゲハ(集団吸水)
SONY α55 | TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
90mm(135mm-equiv.) 絞り優先AE F9 分割測光 + trimmed
新鮮で美しい表翅を開いて吸水中のカラスアゲハ吸水集団。 どの個体も擦れが少なく新鮮。 ミヤマカラスアゲハも混じっているかと思っていたが、4頭ともカラスアゲハみたいですね。
イチモンジチョウ | Limenitis camilla japonica | 西丹沢
イチモンジチョウ
SONY α55 | TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
90mm(135mm-equiv.) 絞り優先AE F9 分割測光 + trimmed
最後に撮ったのがこのイチモンジチョウ。

北海道

北海道旅行中に何枚か写真が撮れたので記録だけ残しておきます。 蝶探遠征ではなかったので事前調査等一切無し。 未見の蝶、良さそうなポイントを見つけてもスルー。 たまたま周囲に静止してくれた蝶のみ撮りました。

初見・初撮影記録

まずは、初見・初撮影の種から。 さすが北海道で、特段も探索を一切していないのに、初見・初撮影種が3種もあった。

キバネセセリ

登別と旭川で2回遭遇しました。 初見・初撮影種のはずですが、どうも既視感があります。 本州にも居る種ですし、実は見たことあるけど蛾だと思ってスルーしてたってことはあるかもしれません。

キバネセセリ | Bibasis aquilina chrysaeglia | 北海道 | 2011-07-27
キバネセセリ
RICOH R8 | 15.1mm(85mm-equiv.) 分割測光 WB=昼光
早朝のやや薄暗い樹林内。 ほぼ茶色無地の地味な色合いとアオバセセリ並みの体躯に、同定できるまでは 「セセリ?蛾?」と半信半疑だった。

北海道 | 2011-07-27
キバネセセリ
RICOH R8 | 15.1mm(85mm-equiv.) 分割測光 WB=昼光 Flash=ON
縁があるのか、旭川でもキバネセセリに出逢えた。 自動販売機に停まって何やら吸水している様子。

オオヒカゲ

やけに大型のヒカゲチョウがあちこちたくさん飛び回っているなあ、と思っていた。 思い当たるのはオオヒカゲしかない。近くに停まってくれないかなと思っていたら、 偶然オオヒカゲとコムラサキが集まっている樹液酒場を見つけた。

オオヒカゲ | Ninguta schrenckii | 北海道 | 2011-07-27
オオヒカゲ
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.) 分割測光 WB=昼光 Flash=ON
樹液酒場にオオヒカゲとコムラサキが来ているところを撮影。 もっと綺麗な個体も居たようですが、観光中なのでこの1枚撮って終了。

エゾスジグロシロチョウ

ラベンダーに多数訪花していた白蝶。 エゾシロチョウやオオモンシロチョウではなかったので、何となくスルーしていたが、 よく考えたらエゾスジグロシロチョウだった。 後で気が付いて慌ててメモリーを確認したら、ピンボケだが1枚だけ撮影していた。

エゾスジグロシロチョウ | Pieris napi | 北海道 | 2011-07-27
エゾスジグロシロチョウ
RICOH R8 | 15.1mm(85mm-equiv.) 分割測光 WB=昼光
ラベンダーに訪花するエゾスジグロシロチョウ。多数飛び回っていたのだが、 撮ったのはピンボケしているこの1枚だけである。orz

初見・初撮影だけど同定困難。何のゼフィルス?

早朝の樹林内にて、地上約3mの葉上に静止しているゼフィルスを発見。 しかし、翅の裏面だけ+一部が見えていないので、ゼフ初心者には同定不能。

何のゼフィルス? | 北海道 | 2011-07-27
ゼフィルス(同定不能)
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.) 分割測光 ±0EV WB=昼光
地上約3m程度の比較的低い位置に居たが、これが精一杯だった。 叩いたら下に降りてくれるかとジャンプして枝を素手で叩いてみたが、 よろよろと道路を横断して谷底へ消えていった。残念。

その他の蝶たち

まずはアゲハチョウ科から。 北海道といえば美麗ミヤマカラスアゲハですが、バス車窓からは何度か目撃しましたが、撮影機会はありませんでした。 撮影できたのはキアゲハの幼虫&成虫のみ。

キアゲハ | Papilio machaon | 北海道 | 2011-07-26
キアゲハ
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.) 分割測光 WB=昼光
美瑛のお花畑に多数飛んでいた。
キアゲハの終齢幼虫 | 北海道 | 2011-07-27
キアゲハ(終齢幼虫)
RICOH R8 | 15.1mm(85mm-equiv.) 分割測光 WB=昼光
登別では、シシウドに大量のキアゲハ終齢幼虫が付いていた。

シロチョウ科では、エゾシロチョウとオオモンシロチョウなら比較的逢える確率が高いのでは、と勝手に期待していたが、残念ながら逢えなかった。

モンシロチョウ(交尾) | Pieris rapae | 北海道 | 2011-07-28
モンシロチョウ(交尾)
RICOH R8 | 15.1mm(85mm-equiv.) 分割測光 WB=昼光
札幌大通公園の花壇にて撮影したカップル。 前翅先端部の黒色部の形状は分からないが、特に「大きい」とは感じなかったので オオモンシロチョウではなく普通のモンシロチョウでしょう。

登別では、ゼフィルスが翅を煌めかせてスクランブルする様子がロープウェー両脇や温泉街から見上げた斜面等あちこちの樹冠部で見られ、歯噛みする思いだった。

アカシジミ | Japonica lutea lutea | 北海道 | 2011-07-26
アカシジミ
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.) 分割測光 WB=昼光
ふっと目の前の枝に降りてきたアカシジミ。 さすが北海道。ピカピカというほど新鮮ではないが、まださほど痛んでいない。 ただ、Flashを焚いて撮るべきだった。 だいぶ薄暗くなっていたので手ブレしてしまっている。

どこへ行っても多数見られたのがヒョウモン類とクジャクチョウ。ただ、ヒョウモン類はロープウェーから見下ろした斜面やバスの車窓からは多く見たが、観光中はあまり周囲に現れなかった。反対にクジャクチョウは観光中もごく普通に現れた。北海道では多産するようだ?

ミドリヒョウモン

ミドリヒョウモン | Argynnis paphia | 北海道 | 2011-07-27
ミドリヒョウモン
RICOH R8 | 15.1mm(85mm-equiv.) 分割測光 WB=昼光
ヒョウモンチョウ類はあちこちで見かけたが、撮影できたのはこれ1枚。

クジャクチョウ

クジャクチョウ | Inachis io | 北海道 | 2011-07-27
クジャクチョウ
RICOH R8 | 15.1mm(85mm-equiv.) 分割測光 WB=昼光
どこへ行っても普通に目についた。北海道では多産するようだ。

バス移動中、どこでも川さえあれば柳の木が目についた。きっとコムラサキは道内のどこでも普通に見られるに違いない。

コムラサキ | Apatura metis | 北海道 | 2011-07-27
コムラサキ
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.) 分割測光 WB=昼光 Flash=ON
旭山動物園内の樹液酒場にて。

登別の樹林周辺ではクロヒカゲが多く見られた。

クロヒカゲ | Lethe diana | 北海道 | 2011-07-26
クロヒカゲ
RICOH R8 | 15.1mm(85mm-equiv.) 分割測光 WB=昼光
樹林内に普通に見られた。

タテハ系では他に富良野のラベンダー畑でイチモンジ系の蝶が1頭現れた。(明らかにミスジ系ではない) ヒョウモン類と同じくらいの大きさに見えたので「すわオオイチモンジ?」と思ったがすぐに飛び去ってしまった。
但し、後から思い返してみるとメスグロヒョウモンの♀の可能性もあるなあ。周辺の環境からするとそっちの方が可能性が高そう。

富良野のラベンダー畑の周辺ではスジグロチャバネセセリが比較的多く見られた。 1枚目と2枚目は別個体。 1枚目の個体は裏面写真しかないので以前調べた判別法を見たが、どうもよく分からない。(1枚目がヘリチャな気がしてきた) だが、蝶鳥ウォッチングというBlogで判別法が詳しく解説されているのを新たに見つけた。これは素晴らしい。

結論としては、両方ともスジチャだった。 ついでに以前調べた判別法の2番目は♀限定で、♂の判別には使えないことも分かった。 さらに「日本産蝶類標準図鑑(白水隆)」を見たら、スジチャについては富良野は他産地から飛び離れた産地とあったが、ヘリチャは逆に富良野以北には分布しない、とあった。何だ、悩んで損した。

スジグロチャバネセセリ | Thymelicus leoninus leoninus | 北海道 | 2011-07-27
スジグロチャバネセセリ
RICOH R8 | 15.1mm(85mm-equiv.) 分割測光 WB=昼光
一時ヘリチャではないかと疑った写真。 今回見つけた判別法でなら間違いなくスジチャ。
スジグロチャバネセセリ
RICOH R8 | 15.1mm(85mm-equiv.) 分割測光 WB=昼光
翅表面が見えているのでこちらの同定は楽。 外縁部の黒帯が♂にしてはやや太いが、性標が見えるので♂確定。

蝶以外の昆虫

大好きなヤママユガ科のクスサンの終齢幼虫を見かけた。

クスサンの終齢幼虫 | 北海道 | 2011-07-27
クスサン(幼虫)
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.) 分割測光 WB=昼光
蛾だが、ヤママユガ科は大好きなグループ。大きな幼虫も大好き。

コムラサキ探索(計画失敗)

約2週間ぶりの Fieldwork 。今日は午前中いっぱい時間を使える。但し、次の予定の目途が立たないくらいまだ忙しいので、ちょっと欲張った行動計画を立てた。

東高根森林公園
 ↓
生田緑地(初山地区・谷間の探勝路)
 ↓
狛江水辺の楽校

午後は都内で用があるが、狛江から小田急線に乗って行けばよい。 時間を区切って移動していけば大丈夫だろう、と考えた。

しかし、2兎を追う者は1兎をも得ず。この行動計画は大失敗だった。

東高根森林公園

いつものように園内を一周するのではなく、斜面に花が咲いているユリ園と念のためにハンノキ林を確認するだけで済ますつもりで立ち寄った。ところが、思惑に反してユリ園の斜面は時間帯的に日陰。ハンノキ林まで歩いてもコミスジ1頭しか撮れない有様だった。

コミスジ | Neptis sappho | 東高根森林公園
コミスジ
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
300mm(450mm-equiv.) 絞り優先AE F8 分割測光
角度が悪く、後ろからしか撮れなかったのでピントが来てない。

他にはヒカゲチョウ程度しか現れないので焦って予定外だが古代芝生広場へ。古代芝生広場ではあちこちで白詰草にツマグロヒョウモンやヒメアカタテハが訪れているのが見られた。

ヒメアカタテハ | Vanessa cardui | 東高根森林公園
ヒメアカタテハ
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
200mm(300mm-equiv.) 絞り優先AE F8 分割測光
ヒメアカタテハ
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
200mm(300mm-equiv.) 絞り優先AE F8 分割測光

生田緑地(初山地区 & 谷間の探勝路)

生田緑地への移動途中の路上では、アゲハ、クロアゲハ、アオスジアゲハ、ナガサキアゲハ等が悠然と飛ぶ様子が見られた。やはりアゲハ類はもう出ているのである。どこか適当な訪花ポイントが見つかれば苦労しないのですが。

初山地区では、雑木林の斜面に入り込んでクロコノマチョウを探した。 越冬前後の初冬と早春にクロコノマチョウを撮影した斜面なので、夏型のクロコノマチョウもきっと見つかるに違いないと思っていたのだが、残念ながら見つからなかった。出てくるのはほとんどがヒカゲチョウだった。

ヒメウラナミジャノメ | Ypthima argus | 生田緑地
ヒメウラナミジャノメ
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
200mm(300mm-equiv.) 絞り優先AE F11 分割測光
この間まで姿を消していたヒメウラナミジャノメの第2化が出ていた。
ムラサキシジミ | Narathura japonica | 生田緑地
ムラサキシジミ
SONY α55 | TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO1:1
90mm(135mm-equiv.) 絞り優先AE F11 分割測光
夏場はめったに見られないムラサキシジミも現れた。
オニヤンマ(?) | 生田緑地
オニヤンマ(?)
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
200mm(300mm-equiv.) 絞り優先AE F11 分割測光
小川の脇ではオニヤンマが休息していた。(きちんと同定していないので、 オニヤンマではないかもしれません)

クロアゲハやカラスアゲハも現れたが、停まらない上に樹林内なので追うことも出来なかった。移動直前になって陽だまりにオカトラノオが数株群生している所を見つけた。スジグロシロチョウとヒメウラナミジャノメが吸蜜しており、ここで粘ればアゲハ類が来るかもと思ったが、もう移動しないと肝心の狛江での活動時間が取れないので諦めた。

狛江に向かう途中、初山地区とは反対側にある谷間の探勝路に立ち寄ったが、ハンノキ林のミドリシジミはもちろん、ススキ群落周辺のクロコノマチョウも見られなかった。綺麗なジャコウアゲハが1頭飛んできたが、停まらず飛びすぎ、撮影はできなかった。

狛江水辺の学校

残り時間約1時間あまりでようやく狛江に到着。すぐに柳林に潜り込んだ。

柳林に入ってすぐに、目の前をコムラサキが横切って十数メートル離れた柳の枝に飛び込んだ。すぐに追って探したがLost。

次に、湿地に降りて吸水しているコムラサキを発見。今度は後ろからだったが撮影できた。

コムラサキ | Apatura metis | 多摩川
コムラサキ(吸水)
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
200mm(300mm-equiv.) 絞り優先AE F11 分割測光
色的に♀に見えるが、♀も吸水するのだろうか。(アゲハ類は♂しか吸水しない) 角度が悪くて光っていないだけの♂かもしれない。

その後は、丹念に柳の木々を巡るが何も出てこない時間が続いた。 ようやく、最後の方で樹液にアカボシゴマダラが来ていたのを撮った。

アカボシゴマダラ | Hestina assimilis | 撮影場所
アカボシゴマダラ
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
280mm(420mm-equiv.) 絞り優先AE F116 分割測光
カナブンと一緒。本当はコムラサキのこんなシーンを撮りに来たのだが。

時間切れなので戻りながら、なおも柳の木を除いてまわったが、もうコムラサキは現れなかった。時間切れで捜索終了。

反省点

本命がコムラサキだったのだから、まず朝一番に狛江に来るべきだった。目的を達成してから次へ目標を切り替えるようにしないと、中途半端なまま次へ移動しなければならなくなる上、肝心の本命捜索の時間が足らなくなる…。本日は本当に、大失敗

西丹沢遠征(大又沢林道):その3(その他の蝶・蛾)

西丹沢:大又沢遠征のその3。今回が最終回です。その他の蝶と蝶以外に蛾も1種撮ったのでまとめて掲載します。

スミナガシ多数

今回の遠征で、カラスアゲハと並んで最も多く見られた蝶がスミナガシ。長い林道のあちこちで吸水するもの、獣糞で吸汁するものが多数見られた。今までスミナガシという蝶はそれほど個体密度は高くないと思っていたのですが、考えを改めるべきでしょうか。写真もたくさん撮りましたが、今回はそのうちの4枚掲載しておきます。

スミナガシ | Dichorragia nesimachus | 西丹沢
スミナガシ(開翅)
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.) 分割測光
まずは路上で吸水中の個体の開翅写真。この日2番目に逢った個体。
スミナガシ(閉翅吸汁)
RICOH R8 | 15.1mm(85mm-equiv.) 分割測光 +0.3EV
獣糞で吸汁中の閉翅写真。この個体は5番目に逢った個体。
スミナガシ(集団吸汁)
RICOH R8 | 15.1mm(85mm-equiv.) 分割測光 Flash=ON
獣糞で吸汁中の個体を撮影していたら、もう1頭寄ってきて2頭並んで吸汁を始めた。地蔵平から折り返した後は数えてないので、もはや何頭目なのか分からない。
スミナガシ(集団吸汁)
RICOH R8 | 5.7mm(32mm-equiv.) 分割測光
さらに3頭目がやってきて吸汁しようとした。但し、左手前の個体が割と攻撃的ですぐに小突き回して追い出してしまったので3頭並んでいたのはほんの一瞬。いまいち構図もピントも合ってないが、せっかく3頭が1画面に写ったのでUp。

ところで、前述のキリシマミドリシジミを撮影しに来られた方が「今日はスミナガシを見ていない」と言っていて驚いた。私の方は数え切れないほど見ていたのに…。キリシマに集中しすぎて目に入っていなかったのでしょうか。

コミスジ

次にコミスジ。コミスジもたくさん居ました。

コミスジ | Neptis sappho | 西丹沢
コミスジ
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.) 分割測光
葉面でのテリ張りポーズ。
コミスジ
RICOH R8 | 5.7mm(32mm-equiv.) 分割測光
上とは別の個体で林道上に降りたところ。吸水はしてません。

ジャノメチョウ

地蔵平の草地ではジャノメチョウを何頭か見かけました。本当は、ここでヒョウモンが見られないかと期待して歩いてきたのですが。

ジャノメチョウ | Minois dryas | 西丹沢
ジャノメチョウ
RICOH R8 | 15.1mm(85mm-equiv.) 分割測光
昨年小山田緑地で撮ったのはボロボロだったので、割と綺麗なのが撮れて嬉しい。

コムラサキ

次はコムラサキ。林道沿いの何箇所かで見かけたが、地蔵平が一番撮りやすかった。

コムラサキ | Apatura me | 西丹沢
コムラサキ
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.) 分割測光
前述のアサマイチモンジ?と並んで吸水していた個体。
コムラサキ
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.) 分割測光 (トリミング)
上のと同じ個体。近寄りすぎて飛ばれた先で開翅したので遠めからやや無理めに撮影。もっと近くで開翅してくれれば良いのに。

写真は載せませんが、他にもサカハチチョウ、ウラギンシジミ、クロアゲハ、オナガアゲハ、イチモンジチョウが見られました。(ウラギンシジミ以外はボロが多かった)

蝶以外の昆虫

蜻蛉が多数居ましたが、今回は蝶で充分と無視に努めました。しかし、これだけは別!と撮ったのがこの蛾です。シンジュサンが居たので手乗りにして撮影。

シンジュサン | Samia cynthia pryeri | 西丹沢
シンジュサン(手乗り)
RICOH R8 | 5.7mm(32mm-equiv.) 分割測光
ちょっとボロな♂。中学生時代から大好きな蛾です。ヤママユ蛾の仲間はみんな好きですけど。毎年、盛夏を過ぎる頃になると出身中学の外壁に貼り付いていたものですが、今でも見られるでしょうか。ちなみに見るのはその中学以来です。28年振り?
シンジュサン(顔アップ)
RICOH R8 | 5.7mm(32mm-equiv.) 分割測光
顔のアップ。ヤママユガ科の蛾はみんな愛嬌があって可愛いんだよね、顔が。

この子は林道上に静止していたので最初はそのまま撮っていました。そころが、そのうち蟻が1匹寄ってきて格闘を始めたので、こりゃヤバイと手に取って近くの木の枝に止まらせようとしたのですが、なかなか上手に止まってくれません。やっと止まらせても、しばらく見ているともぞもぞ動いた途端につるっと落っこちてしまう。
何度か繰り返した末に、最後は諦めました。寿命が近づいて弱っているのか、もともと鈍くさい種なのか…。(昔の記憶では何だかもともと鈍くさい種のような気がします)
ヤママユガ科の幼虫はもの凄い力で枝にしがみついていますが、それに比べると親子なのにえらい違いだなと思った次第。(幼虫は腹脚があるから当たり前か)

以上

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