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2011-04

寺家-三輪

寺家ふるさと村を訪ねた。行ってみたことがなかったので、尾根を越えて三輪側へも行ってみた。この日は自分でも要領が悪く、寄って撮ろうとすると逃げられる、という繰り返しで、遠めから撮った証拠写真しか残らなかった。

コミスジ | Neptis sappho | 寺家
コミスジ
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
コミスジ。もう一歩寄ろうとしたら逃げられた。
ルリタテハ | Kaniska canace | 三輪
ルリタテハ
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
この日、ルリタテハの撮影チャンスは3回あった。特に寺家側で見た最初の1頭は明らかに産卵場所を探して彷徨っている♀と分かる個体だったが、何度か見られた産卵行動にはシャッターすら切れなかった。この写真は三輪側で見た3頭目。この写真が一番マシに撮れているという体たらく…。
ヒメウラナミジャノメ | Ypthima argus | 寺家
ヒメウラナミジャノメ
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
ヒメウラナミジャノメは寺家側の谷戸田の畦で少なからず見られた。
ツマキチョウ♂ | Anthocharis scolymus | 寺家
ツマキチョウ♂
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
ツマキチョウはもう発生末期だが、今年はきちんと♂と分かる写真が撮れていなかった気がするので。
カミキリの仲間 | 三輪
カミキリの仲間
RICOH R8 | 15.1mm(85mm-equiv.)
蝶と違って甲虫は撮りやすい。

ほかには、ベニシジミやヤマトシジミ、アゲハ、ツマグロヒョウモン♂などが見られた。

葱坊主とアオスジアゲハ

アゲハ(ナミアゲハ)が撮りたいな、と思って徘徊しておりましたが、空地の葱坊主で吸蜜中のアオスジアゲハに出逢いました。熱心に吸蜜してくれたのでじっくり撮影することが出来ました。これはこれで良かった。

アオスジアゲハ | Graphium sarpedon | 橘樹郡衙付近
葱坊主とアオスジアゲハ(吸蜜)
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
葱坊主とアオスジアゲハ(吸蜜)
RICOH R8 | 18.7mm(105mm-equiv.)
葱坊主とアオスジアゲハ(吸蜜)
RICOH R8 | 18.7mm(105mm-equiv.)
葱坊主とアオスジアゲハ(吸蜜)
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
葱坊主とアオスジアゲハ(吸蜜)
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
葱坊主とアオスジアゲハ(吸蜜)
RICOH R8 | 15.1mm(85mm-equiv.)
普段なら1枚目と3枚目だけUpするところですが…、4枚目はやや後ろから角度を変えて。2枚目と6枚目はちょっと動きが感じられるものを、5枚目は思いついて思い切り寄って撮ってみた(但し望遠端ですが)ものを載せてみました。

多摩川土手

雨上がりの多摩川。

そろそろツマキチョウも終わりなので、何とか翅表を撮りたいと思って出掛けたのだが、かなり擦れた感じの♀1頭を目撃しただけで撮れず。もう終わってしまったのだろうか?

代わりに撮れたのはベニシジミと吸蜜中のキアゲハ。ベニシジミはかなり新鮮な個体だと思う。

ベニシジミ | Lycaena phlaeas | 多摩川
ベニシジミの吸蜜(正面)
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
ベニシジミの吸蜜(側面)
RICOH R8 | 31.3mm(177mm-equiv.)
ベニシジミの吸蜜(後方)
RICOH R8 | 31.3mm(177mm-equiv.)
ベニシジミも擦れた個体が多かったが、1頭だけ新鮮な個体が目に付いた。擦れた♂に追いかけ回されて交尾拒否(翅を拡げて震わせる)している様子が見られたので♀かと思っていたが、前翅前縁の黒色部の発達は♂っぽい。擦れ♂を振り切った後に吸蜜を始めてくれ、くるくるとポーズを変えてくれた。
キアゲハ | Papilio machaon | 多摩川
キアゲハの吸蜜(その1)
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
キアゲハの吸蜜(その2)
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
土手の斜面を低く徘徊しては吸蜜してまわるキアゲハを見つけた。近づいて、構えて、合焦…する前に花を飛び移ってしまうのでなかなか撮れなかったが、何とか見られるカットを撮影。後翅尾状突起が欠けているのが惜しい。

普通種ばかりですが。

雨上がりの曇天ながら、時折日差しの出る一日でした。

まずは、畑地の混在する住宅地にて。

ヤマトシジミ | Pseudozizeeria maha | 道端(川崎市)
ヤマトシジミ
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
朝一番に畑の片隅で見つけたヤマトシジミ。
アゲハ | Papilio xuthus | 道端(川崎市)
アゲハ
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
意外と撮影チャンスに恵まれないアゲハ。この個体は妙に草地の土手に固執して飛んでいるナァ、と思っているうちにふんわりと着地して翅を拡げてくれた。チャーンス!…だったのだが…。
とりあえず証拠写真をゲットして、さあ寄るぞ!と思ったときには通過車両の気配で飛び立ってしまった。

続いて、4月16日に行ったポイントへ再び行ってみた。今日はカラスが多く、頭上でカァカァ五月蠅く啼くので閉口したが、前回同様に木漏れ日の陽だまりの中をモンシロチョウ、スジグロシロチョウ、ツマキチョウ、キタキチョウ等が飛んでいるのが見られた。モンシロ、キタキチョウはとりあえず放っておいて、スジグロシロチョウとツマキチョウを追跡した。

スジグロシロチョウ | Pieris melete | 橘樹郡衙付近
スジグロシロチョウ
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
スジグロシロチョウ
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
草藪に潜り込んで静止したスジグロシロチョウの半開翅ポーズ。♀っぽい気がするけどはっきりしない。
ツマキチョウ♀ | Anthocharis scolymus | 橘樹郡衙付近
ツマキチョウ♀
RICOH R8 | 15.1mm(85mm-equiv.)
ピンボケ写真で良ければ前翅表面先端の色が分かる写真もあるのだが…。毎回同じようなポーズしか撮れないのが悔しい。

ここから下は午後、住宅地内の畑の片隅にて。

モンシロチョウ | Pieris rapae | 道端(川崎市)
モンシロチョウ
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
吸蜜中のモンシロチョウ。
ツバメシジミ | Everes argiades | 道端(川崎市)
ツバメシジミ
RICOH R8 | 15.1mm(85mm-equiv.)
ツバメシジミ
RICOH R8 | 15.1mm(85mm-equiv.)
モンシロチョウを撮影していたらツバメシジミが2個体現れた。今年見るのは初めてだったので、モンシロチョウを放ったらかしてツバメシジミに切り替えた。

ツマキチョウ♂

4月13日撮れたのは♂♀不明、一昨日撮れたのは♀で、♂確定の写真が撮れていなかったが、本日ややピンボケながら撮ることが出来た。

ツマキチョウ | Anthocharis scolymus | 道端(川崎市)
ツマキチョウ♂
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
閉翅静止の、4月13日と同じような写真だが、追跡中に前翅先端のオレンジ色を確認済み。本当に道端なので、車やバイクに反応してなかなか止まってくれない。やっと止まったところを、「車が来ないうちに」と大慌てで撮影した。

スジグロシロチョウとツマキチョウ

前回、多摩川のポイントでスジグロシロチョウに出逢えなかったので、昨年6月にスジグロシロチョウを多数見かけた別のポイントに行ってみた。 モンシロチョウが多かったが、スジグロシロチョウやツマキチョウ、キタキチョウが居て、互いに絡み合って飛んでいた。 また、ポイントに向かう途中、そこかしこでアゲハを見かけた。既に相当数が発生しているようだ。 今年の3月は寒く、春の到来が遅いと思っていたが、ここへ来て急速に初夏めいてきたようだ。 これは、もう今年はコツバメは無理かな。

スジグロシロチョウ♀ | Pieris melete | 橘樹郡衙付近
スジグロシロチョウ
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
スジグロシロチョウ(産卵)
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
ここなら居るはず、と思ってきたので出逢えて嬉しい。しかも、貴重な産卵シーンまで見せてくれた。但し、数はそれほど多くなかった。春先は個体数が少ないのだろうか。

※スジグロシロチョウとヤマトスジグロシロチョウの同定は諦めています。写真の個体がどちらか分かる方は、是非判別方法を教えてください。

ツマキチョウ♀ | Anthocharis scolymus | 橘樹郡衙付近
ツマキチョウ(産卵)
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
ツマキチョウ(産卵)その2
RICOH R8 | 15.1mm(85mm-equiv.)
ツマキチョウ(産卵)その3
RICOH R8 | 15.1mm(85mm-equiv.)
ツマキチョウも♂と♀がそれぞれ姿を見せてくれたが、♂の方はまったく静止してくれないので、撮れない。もっと朝早くでないといけないのだろうか。♀の方は、スジグロシロチョウ同様にサービス精神満点で、産卵シーンを撮らせてくれた。残念ながら、3枚とも卵は写っていないようだ。(3枚目などは腹部の先端自体が隠れてしまっている)

道端 & 多摩川

午前中と夕方に外出する機会があった。

午前中(道端)

モンシロチョウ | Pieris rapae | 道端(川崎市)
モンシロチョウ
RICOH R8 | 15.1mm(85mm-equiv.)
市街地内をモンシロチョウが飛び交う季節になった。

夕方(多摩川散策)

モンシロチョウ | Pieris rapae | 多摩川
モンシロチョウ
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
まず、昨年の4月21日に見つけたツマキチョウとスジグロシロチョウのポイントへ行ってみた。しかし、居たのはモンシロチョウばかり。スジグロシロチョウの姿は皆無。ツマキチョウも唯一1♂を見かけたが、すぐに木立ちを超えて飛び去ってしまった。
ツマキチョウ | Anthocharis scolymus | 多摩川
ツマキチョウ
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
次のポイントへ移動してみたところ、灌木の周囲を数頭のツマキチョウが休息場所を探して飛んでいた。そのうちの1頭が枝に静止したところを撮影。翅裏しか撮れなかったので♂♀の判定ができない。この個体を撮影しているうちに、他の個体も休息場所を見つけたらしく、どこへ行ったか分からなくなってしまった。
ヤマトシジミ | Pseudozizeeria maha | 多摩川
ヤマトシジミ
RICOH R8 | 15.1mm(85mm-equiv.)
ツマキチョウはみんな消えてしまったが、まだ土手をブルーのシジミがちらちらと数頭飛んでいた。ヤマトシジミだった。
ヤマトシジミ(開翅)
RICOH R8 | 18.7mm(105mm-equiv.)
開翅シーンをを縦位置で撮影。
ヤマトシジミ
RICOH R8 | 15.1mm(85mm-equiv.)
土手の雰囲気が背景に入るような構図にしてみた。普段は構図なんか考えてないのですが。よく考えたら、もっと広角で撮れば良かったのかな。

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