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ツマキチョウ

多摩川のギンイチモンジセセリとミヤマチャバネセセリ

GW後半初日の5/3はあいにくの雨でFieldには出ず、翌日5/4に待望のFieldworkへ。 今回は、ギンイチモンジセセリとミヤマチャバネセセリを目的に多摩川へ出かけました。

ゆたかの自然散歩。によれば、

ギンイチモンジセセリがウジャウジャいる!

とのこと。 実はメールで上記の『ギンイチウジャウジャポイント』も教えていただきました。 ところが教えていただいたポイントに直行しないのが私の悪いところ。 教えてもらったポイントから遠く離れた府中郷土の森公園の駐車場に車を駐め、そこから多摩川左岸を上流方向に遡ることにしました。一応『ギンイチウジャウジャポイント』も行動予定範囲に入っておりますが、そこに到着するまでにかなり時間がかかります。結果、後で後悔することに。

午前中

前回ベニシジミとツバメシジミくらいしか飛んでいなかった土手を、今回はさまざまな春蝶たちが飛び交っておりました。 まず目に付いたのが前回同様ベニシジミ。 さらにモンキチョウ、モンシロチョウ、キタキチョウ、ヒメウラナミジャノメ、ヤマトシジミなどが飛んでいます。 ベニシジミは既にスレ品が多く、ツバメシジミよりもヤマトシジミが優勢になっておりました。

『ギンイチウジャウジャポイント』にはまだ着いていませんが、ギンイチモンジセセリも出てきました。 やや曇りがちの天候が幸いしたのか、いきなり開翅写真をGET。

ギンイチモンジセセリ | Leptalina unicolor | 多摩川
ギンイチモンジセセリ(開翅)
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
ギンイチの開翅写真は初めて。♂のようです。

幸先良し。 出てきた蝶を適当に吟味しながら撮っていきます。 ベニシジミはスレ品が多かったのでほぼスルーしてましたが、割と綺麗っぽい個体が出てきた時のみレンズを向けました。

ベニシジミ | Lycaena phlaeas | 多摩川
ベニシジミ(開翅)
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
ベニシジミはスレた個体が多かったが、この子は割と綺麗でした。胴体が太いから♀かな?
ベニシジミ | Lycaena phlaeas | 多摩川
ベニシジミ(吸蜜)
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
別個体。前翅頂が尖ってないのでこれも♀かな?

ツマグロヒョウモンの♂が居ました。 今年初見なのでしばらく追い回してGET。

ツマグロヒョウモン♂ | Argyreus hyperbius | 多摩川
ツマグロヒョウモン♂(開翅)
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
今春初見のツマグロヒョウモン。これくらい♂♀の斑紋が違うと悩まなくて済むのに。

モンキチョウのべらぼうに小さな個体が居たのでしつこく追い回して撮影。 ところが撮れた写真では『小ささ』がまったく実感できない。

モンキチョウ | Colias erate Esper | 多摩川
モンキチョウ(吸蜜)
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
♀です。褪色した黄色型?それとも白色型?

ミヤマチャバネセセリも現れ、教えていただいたポイントに到着する前にとりあえず目標は達成できました。 ギンイチも多くはないが、ちらほら現れてくれます。

ミヤマチャバネセセリ | Pelopidas jansonis | 多摩川
ミヤマチャバネセセリ(開翅)
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
鮮度的にはまあまあ?♂♀よくわからないが、腹部の太さは♂っぽい気がする。(いいかげん)
ギンイチモンジセセリ | Leptalina unicolor | 多摩川
ギンイチモンジセセリ(半開翅)
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
だいぶスレた♂。最初の個体のほうがまだ新鮮。ピークはとうに過ぎてるんでしょうね。

ヒメウラナミジャノメはどこにでも多くいましたが、まったく停まらないので写真に撮ったのはこの1枚だけ。

ヒメウラナミジャノメ | Ypthima argus | 多摩川
ヒメウラナミジャノメ
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO

だんだん、ギンイチが増えてきました。

ギンイチモンジセセリ | Leptalina unicolor | 多摩川
ギンイチモンジセセリ(閉翅)
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
割とスレの少ない個体だが、これも♂かな。
ギンイチモンジセセリ | Leptalina unicolor | 多摩川
ギンイチモンジセセリ(閉翅)
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
これも♂っぽい。上のと同じ個体だったかも。
ギンイチモンジセセリ | Leptalina unicolor | 多摩川
ギンイチモンジセセリ(閉翅)
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
この子のお腹は太めに見えます。♀かな?

ヤマトシジミはほぼ無視してましたが、1頭だけ明らかに飛び方がおかしいのが居たので追ってみました。

ヤマトシジミ | Pseudozizeeria maha | 多摩川
ヤマトシジミ(羽化不全)
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
今年初めて撮ったヤマトシジミが羽化不全個体。

またツマグロヒョウモン♂が居ました。

ツマグロヒョウモン♂ | Argyreus hyperbius | 多摩川
ツマグロヒョウモン♂(吸蜜)
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
この日2頭めのツマグロヒョウモン。この後も何頭か見ましたが、まだどれも♂ばかりでした。

この子のお腹の太さは、絶対♀でしょ。

ギンイチモンジセセリ | Leptalina unicolor | 多摩川
ギンイチモンジセセリ(閉翅)
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
この子は♀っぽい。

だんだん、ミヤマチャバネセセリの数も増えてきました。

ミヤマチャバネセセリ | Pelopidas jansonis | 多摩川
ミヤマチャバネセセリ(閉翅)
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
腹部はよく見えないので♂♀はよくわからない。
ミヤマチャバネセセリ | Pelopidas jansonis | 多摩川
ミヤマチャバネセセリ(吸蜜)
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
先の2頭よりも大型で翅が赤く、見るからに新鮮個体に見えました。これは♀かな。

↑のミヤマチャバネセセリ、先の2頭と明らかに色味が違うので「新鮮個体?」と喜び勇んで撮影開始したのですが、 1枚シャッターを切ったところで無情にも「メモリーがいっぱいになりました」という表示が。

どうも間違えて旅行時の写真を入れっぱなしのメモリーカードを持ってきたようで、 しかも代えのメモリーカードを忘れてきておりました。

旅行時の写真を消すわけにもいかないし…。

実はこの時点でまだ『ギンイチウジャウジャポイント』に着いておりませんでした。 目印の橋まであと数百メートル、まもなく到着といった辺り。 仕方なくしばらくの間は越冬キタテハがタンポポに数頭群がっているなどのシャッターチャンスがあっても 指を咥えて見ながら通り過ぎることに。 ようやく見つけたコンビニで昼食とメモリーカードを買いました。

昼食後

メモリーカードを買ったのでようやく撮影再開できます。 いよいよ『ギンイチウジャウジャポイント』!

まず最初にミヤマチャバネセセリ。

ミヤマチャバネセセリ | Pelopidas jansonis | 多摩川
ミヤマチャバネセセリ(閉翅)
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
急に曇ってきたので内蔵フラッシュを焚きました。♂♀はわからんです。
ツマキチョウ♀ | Anthocharis scolymus | 多摩川
ツマキチョウ♀(閉翅)
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
この日唯一見たツマキチョウ。そういえば今年はツマキチョウの♂を撮ってません。

とここまで撮ったところで雨がポツポツ降り出しました。 雲の動きもかなり怪しい。 なんだか遠雷も鳴っています。

いきなり降り出すとカメラがやばいので、とり急ぎ雨宿りモードに。

…その数分後には猛烈な雷雨になりました。

せっかく『ギンイチウジャウジャポイント』に着いたのに、まだ『ギンイチウジャウジャ』を見てないよ! …と思っても後の祭り。 最初からこっちに来ておけばよかったのに、違うところから歩き出したのがいけない。

夕方

雨は意外と長く降りました。 …が、いったん雨が上がってしまった後は陽射しも戻ってきました。 もう夕方でしたが、残り少ない時間を使ってギンイチとミヤマチャバネセセリを追いました。

さすがに「雨上がり」「夕方」ということもあって『ギンイチウジャウジャ』とはいきませんでしたが、 個体数が多いことは肌で感じることが出来ました。

ギンイチモンジセセリ | Leptalina unicolor | 多摩川
ギンイチモンジセセリ(閉翅)
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
♂個体。スレてる。
ミヤマチャバネセセリ | Pelopidas jansonis | 多摩川
ミヤマチャバネセセリ(開翅)
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
大型個体。腹が見えん。
ギンイチモンジセセリ | Leptalina unicolor | 多摩川
ギンイチモンジセセリ(開翅)
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
再び撮れた開翅個体。豪雨の後なのに朝のより新鮮に見える♂個体。
ギンイチモンジセセリ | Leptalina unicolor | 多摩川
ギンイチモンジセセリ(半開翅)
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
同じ個体を横から。

雨が降る前に1枚しか撮れなかったミヤマチャバネセセリの新鮮ぽい個体が脳裏に残っていて、 実はギンイチよりもミヤマチャバネセセリばかり追いかけてた。

ミヤマチャバネセセリ | Pelopidas jansonis | 多摩川
ミヤマチャバネセセリ(閉翅)
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
腹が丸っこいから♀?
ミヤマチャバネセセリ | Pelopidas jansonis | 多摩川
ミヤマチャバネセセリ(閉翅)
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
これも♀?
ミヤマチャバネセセリ | Pelopidas jansonis | 多摩川
ミヤマチャバネセセリ(閉翅)
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
これも♀かな?
ミヤマチャバネセセリ | Pelopidas jansonis | 多摩川
ミヤマチャバネセセリ(閉翅)
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
これは分からん。でも♀?

駄目。腹で♂♀判定するのはキツイ。 他に区別ポイント無いのか?

こんな感じで、大チョンボもしましたが、とりあえず目的だけは達成しました。

寺家-三輪

寺家ふるさと村を訪ねた。行ってみたことがなかったので、尾根を越えて三輪側へも行ってみた。この日は自分でも要領が悪く、寄って撮ろうとすると逃げられる、という繰り返しで、遠めから撮った証拠写真しか残らなかった。

コミスジ | Neptis sappho | 寺家
コミスジ
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
コミスジ。もう一歩寄ろうとしたら逃げられた。
ルリタテハ | Kaniska canace | 三輪
ルリタテハ
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
この日、ルリタテハの撮影チャンスは3回あった。特に寺家側で見た最初の1頭は明らかに産卵場所を探して彷徨っている♀と分かる個体だったが、何度か見られた産卵行動にはシャッターすら切れなかった。この写真は三輪側で見た3頭目。この写真が一番マシに撮れているという体たらく…。
ヒメウラナミジャノメ | Ypthima argus | 寺家
ヒメウラナミジャノメ
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
ヒメウラナミジャノメは寺家側の谷戸田の畦で少なからず見られた。
ツマキチョウ♂ | Anthocharis scolymus | 寺家
ツマキチョウ♂
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
ツマキチョウはもう発生末期だが、今年はきちんと♂と分かる写真が撮れていなかった気がするので。
カミキリの仲間 | 三輪
カミキリの仲間
RICOH R8 | 15.1mm(85mm-equiv.)
蝶と違って甲虫は撮りやすい。

ほかには、ベニシジミやヤマトシジミ、アゲハ、ツマグロヒョウモン♂などが見られた。

普通種ばかりですが。

雨上がりの曇天ながら、時折日差しの出る一日でした。

まずは、畑地の混在する住宅地にて。

ヤマトシジミ | Pseudozizeeria maha | 道端(川崎市)
ヤマトシジミ
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
朝一番に畑の片隅で見つけたヤマトシジミ。
アゲハ | Papilio xuthus | 道端(川崎市)
アゲハ
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
意外と撮影チャンスに恵まれないアゲハ。この個体は妙に草地の土手に固執して飛んでいるナァ、と思っているうちにふんわりと着地して翅を拡げてくれた。チャーンス!…だったのだが…。
とりあえず証拠写真をゲットして、さあ寄るぞ!と思ったときには通過車両の気配で飛び立ってしまった。

続いて、4月16日に行ったポイントへ再び行ってみた。今日はカラスが多く、頭上でカァカァ五月蠅く啼くので閉口したが、前回同様に木漏れ日の陽だまりの中をモンシロチョウ、スジグロシロチョウ、ツマキチョウ、キタキチョウ等が飛んでいるのが見られた。モンシロ、キタキチョウはとりあえず放っておいて、スジグロシロチョウとツマキチョウを追跡した。

スジグロシロチョウ | Pieris melete | 橘樹郡衙付近
スジグロシロチョウ
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
スジグロシロチョウ
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
草藪に潜り込んで静止したスジグロシロチョウの半開翅ポーズ。♀っぽい気がするけどはっきりしない。
ツマキチョウ♀ | Anthocharis scolymus | 橘樹郡衙付近
ツマキチョウ♀
RICOH R8 | 15.1mm(85mm-equiv.)
ピンボケ写真で良ければ前翅表面先端の色が分かる写真もあるのだが…。毎回同じようなポーズしか撮れないのが悔しい。

ここから下は午後、住宅地内の畑の片隅にて。

モンシロチョウ | Pieris rapae | 道端(川崎市)
モンシロチョウ
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
吸蜜中のモンシロチョウ。
ツバメシジミ | Everes argiades | 道端(川崎市)
ツバメシジミ
RICOH R8 | 15.1mm(85mm-equiv.)
ツバメシジミ
RICOH R8 | 15.1mm(85mm-equiv.)
モンシロチョウを撮影していたらツバメシジミが2個体現れた。今年見るのは初めてだったので、モンシロチョウを放ったらかしてツバメシジミに切り替えた。

ツマキチョウ♂

4月13日撮れたのは♂♀不明、一昨日撮れたのは♀で、♂確定の写真が撮れていなかったが、本日ややピンボケながら撮ることが出来た。

ツマキチョウ | Anthocharis scolymus | 道端(川崎市)
ツマキチョウ♂
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
閉翅静止の、4月13日と同じような写真だが、追跡中に前翅先端のオレンジ色を確認済み。本当に道端なので、車やバイクに反応してなかなか止まってくれない。やっと止まったところを、「車が来ないうちに」と大慌てで撮影した。

スジグロシロチョウとツマキチョウ

前回、多摩川のポイントでスジグロシロチョウに出逢えなかったので、昨年6月にスジグロシロチョウを多数見かけた別のポイントに行ってみた。 モンシロチョウが多かったが、スジグロシロチョウやツマキチョウ、キタキチョウが居て、互いに絡み合って飛んでいた。 また、ポイントに向かう途中、そこかしこでアゲハを見かけた。既に相当数が発生しているようだ。 今年の3月は寒く、春の到来が遅いと思っていたが、ここへ来て急速に初夏めいてきたようだ。 これは、もう今年はコツバメは無理かな。

スジグロシロチョウ♀ | Pieris melete | 橘樹郡衙付近
スジグロシロチョウ
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
スジグロシロチョウ(産卵)
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
ここなら居るはず、と思ってきたので出逢えて嬉しい。しかも、貴重な産卵シーンまで見せてくれた。但し、数はそれほど多くなかった。春先は個体数が少ないのだろうか。

※スジグロシロチョウとヤマトスジグロシロチョウの同定は諦めています。写真の個体がどちらか分かる方は、是非判別方法を教えてください。

ツマキチョウ♀ | Anthocharis scolymus | 橘樹郡衙付近
ツマキチョウ(産卵)
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
ツマキチョウ(産卵)その2
RICOH R8 | 15.1mm(85mm-equiv.)
ツマキチョウ(産卵)その3
RICOH R8 | 15.1mm(85mm-equiv.)
ツマキチョウも♂と♀がそれぞれ姿を見せてくれたが、♂の方はまったく静止してくれないので、撮れない。もっと朝早くでないといけないのだろうか。♀の方は、スジグロシロチョウ同様にサービス精神満点で、産卵シーンを撮らせてくれた。残念ながら、3枚とも卵は写っていないようだ。(3枚目などは腹部の先端自体が隠れてしまっている)

道端 & 多摩川

午前中と夕方に外出する機会があった。

午前中(道端)

モンシロチョウ | Pieris rapae | 道端(川崎市)
モンシロチョウ
RICOH R8 | 15.1mm(85mm-equiv.)
市街地内をモンシロチョウが飛び交う季節になった。

夕方(多摩川散策)

モンシロチョウ | Pieris rapae | 多摩川
モンシロチョウ
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
まず、昨年の4月21日に見つけたツマキチョウとスジグロシロチョウのポイントへ行ってみた。しかし、居たのはモンシロチョウばかり。スジグロシロチョウの姿は皆無。ツマキチョウも唯一1♂を見かけたが、すぐに木立ちを超えて飛び去ってしまった。
ツマキチョウ | Anthocharis scolymus | 多摩川
ツマキチョウ
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
次のポイントへ移動してみたところ、灌木の周囲を数頭のツマキチョウが休息場所を探して飛んでいた。そのうちの1頭が枝に静止したところを撮影。翅裏しか撮れなかったので♂♀の判定ができない。この個体を撮影しているうちに、他の個体も休息場所を見つけたらしく、どこへ行ったか分からなくなってしまった。
ヤマトシジミ | Pseudozizeeria maha | 多摩川
ヤマトシジミ
RICOH R8 | 15.1mm(85mm-equiv.)
ツマキチョウはみんな消えてしまったが、まだ土手をブルーのシジミがちらちらと数頭飛んでいた。ヤマトシジミだった。
ヤマトシジミ(開翅)
RICOH R8 | 18.7mm(105mm-equiv.)
開翅シーンをを縦位置で撮影。
ヤマトシジミ
RICOH R8 | 15.1mm(85mm-equiv.)
土手の雰囲気が背景に入るような構図にしてみた。普段は構図なんか考えてないのですが。よく考えたら、もっと広角で撮れば良かったのかな。

多摩川河川敷でツマキチョウ探索(4月21日)

ツマキチョウ探索に多摩川河川敷へ。

まず最初に4月13日に書いた耕作地の周囲の様子を窺った。前回と変わらずツマキチョウの姿は見られたが、やはり金網が邪魔で撮影可能なところまでツマキチョウが出てきてくれない。そこでこのポイントは諦め、少し範囲を拡げて歩いてみたところ、近くの疎林内の広場にツマキチョウやスジグロシロチョウが盛んに飛び回っていた。

ツマキチョウ♂ | Anthocharis scolymus | 多摩川
ツマキチョウ♂
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.) 中央重点測光
ツマキチョウ♀ | Anthocharis scolymus | 多摩川
ツマキチョウ♀
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.) 中央重点測光
ツマキチョウ | Anthocharis scolymus | 多摩川
ツマキチョウ
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.) ±0EV WB=昼光
15時~16時という時間帯の為か、♂が妙にヤル気マンマンで♀、♂同士、果てはスジグロシロチョウとも互いに追飛し合っていたので、落ち着いて撮影できるチャンスは少なかった。もうちょっと良い写真が撮れると良かったのだが。
スジグロシロチョウ♂ | Pieris melete | 多摩川
スジグロシロチョウ♂
RICOH R8 | 7.1mm(40mm-Equiv.) 中央重点測光
Memo:
スジグロシロチョウ♀(交尾拒否) | Pieris melete | 多摩川
スジグロシロチョウ♀(交尾拒否)
CASIO EXILIM EX-FC100 | 35.4mm(200mm-equiv.) ±0EV WB=昼光
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-Equiv.) 中央重点測光 トリミング
いつも陽地ばかり散策していたので、スジグロシロチョウを見るのは何年ぶりだろう。上の写真の個体は、この写真の後で近くを通りかかった他個体を追飛していったので♂確定。下の写真の♀は、超モテモテで♂3個体から求愛を受けていた。

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