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ミドリシジミ

東高根森林公園 & 生田緑地散策

昼間は所用があったので、朝方と夕方に近くの公園を散策した。

朝の東高根森林公園を散策

まず朝方に訪れたのは東高根森林公園。 ハンノキ林で今度こそミドリシジミが見られないかと30分ほどの散策してみたが、 やはり今回も見られなかった。 今年は見ていないが、昨年までは夕暮れ時にハンノキ樹冠部を飛翔するミドリシジミ(らしき黒い影)を目撃しているので居ることは居るはずなのですが…。

代わりにハンノキ林の下草で見つけたのはキマダラセセリとムラサキシジミ。 RICOH R8で撮影したが、暗すぎて手振れ写真を量産。 とても載せられる写真じゃないのですが、ムラサキシジミだけ載せておきます。 (キマダラセセリの方は午夕方生田緑地でも撮ったので)

ムラサキシジミ | Narathura japonica | 東高根森林公園
ムラサキシジミ
RICOH R8 + 一脚(インターバル撮影)
ハンノキ林の下草上に停まったところを撮影。フラッシュ焚いたので何とか見られる画像。

夕方の生田緑地を散策

夕方15:30~18:00にかけて生田緑地を散策。夕方であまり期待していなかったのにミドリシジミを見ることが出来た。

キマダラセセリ | Potanthus flavum | 生田緑地
キマダラセセリ
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
キマダラセセリ
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
キマダラセセリ
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
この個体は♀ですかね?
スジグロシロチョウ | Pieris melete | 生田緑地
スジグロシロチョウ
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
♂でしょうか。

ハンノキ林へ降りていくと、双眼鏡を覗いているご婦人が居たので「何か居ますか」と声をかけてみたところ、何と「ミドリシジミ」という答えが返ってきた。 もう少し早い時間帯にはウラゴマダラシジミも見られたそうだ。 近所のご婦人かと思ったら、帽子に各地の蝶バッヂを付けた超ベテランのご婦人で、 いろいろ興味深い話を聞かせていただいた。

ミドリシジミ | Neozephyrus japonicus | 生田緑地
ミドリシジミ
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
ミドリシジミ
RICOH R8 + 一脚(インターバル撮影)
ミドリシジミ
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
3点とも別個体で♀。3枚目の個体は目の前まで寄れて絶好の撮影チャンスだったのですが、 いかんせん暗く、内蔵フラッシュ焚いたらかえって影になってこの通り。
ミドリシジミ
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
ちょっと補正して暗部を持ち上げてみた。

残念ながら、ウラゴマダラシジミは見られなかったが、他にもウラナミアカシジミとアカシジミが見られた。

ウラナミアカシジミ | Japonica saepestriata | 生田緑地
ウラナミアカシジミ
RICOH R8 + 一脚(インターバル撮影)
さすがにかなり擦れた個体。
アカシジミ | Japonica lutea | 生田緑地
アカシジミ
RICOH R8 + 一脚(インターバル撮影)
ウラナミアカシジミ以上に擦れまくった破損個体。

最後に撮ったのはヒカゲチョウ。

ヒカゲチョウ | Lethe sicelis | 生田緑地
ヒカゲチョウ
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
出現時期がクロヒカゲと入れ替わりなんだなあ、と実感。

番外:キセキレイ幼鳥

マンション駐車場にキセキレイが。 何でこの子逃げないんだろうと思って撮ったが、よく考えたらこれ巣立ち直後の幼鳥か。

キセイキレイ(幼鳥) | 道端|川崎市
キセキレイ(幼鳥)
RICOH R8

ミドリシジミとオオミドリシジミを初見・初撮影

ようやく6月14日の記事をup。 えーと、1か月と…4日遅れです。 全然挽回できない。orz

そろそろミドリシジミが出ているだろうと前回と同じ早野聖地公園へ。 霊園駐車場に車を停め、真っ先にハンノキ林へ向かった。

ハンノキ林に着くと、えーと、1・2・3………、何と10人近くの撮影者の姿がありました。
早速5人ほど集まって話しているグループに近付いて「ミドリシジミ出てますか」と聞いてみると、
「たくさん出てますよ~」という嬉しい返事が。
ついでに、「90mmマクロと300mmの望遠なんですけど、どっちが良いですか」と聞いてみた。
答えは、「人が多いので300mmの方が無難ですよ」
ということで、300mm標準装備にし、集団から離れて独りでハンノキ林内の木道へ歩みを進めてみたところ…。

いきなり♂開翅のビッグチャンス

いきなり足下数十cmの近距離にミドリシジミが舞い降りた。 しかも、すぐにガバッと翅を開いたと思ったら、燦然と輝く♂!

思わずびくっと足を止めた後、驚かさないようにゆっくりとカメラを構えてEVFを覗いた。

「近すぎる…!」

近すぎて合焦しない。

そこで一歩下がれば良かったのかもしれない。 しかし、翅を開いて静止している様子を見て「大丈夫かも…!」と90mmマクロへのレンズ交換の判断をしてしまったのが運の尽きだったか。 レンズ交換中はそのまま静止していてくれたにも関わらず、交換が終わって再びカメラを構えようとした次の瞬間、パッと飛び去ってしまった。

証拠写真すら無し。orz

♂の開翅シーンはこの他に2回撮影チャンスがあったが、いずれも撮影に失敗したので結局♂開翅写真は無し。 ただ、後の2回は開翅時間が短かったりと撮影条件があまり良くなかったので諦めもついた。 かえすがえすも、最初のビッグチャンスを判断間違いで逃してしまったのが悔やまれる。

初見・初撮影のミドリシジミ

さて、昨年までも東高根森林公園や生田緑地で、夕暮れのハンノキ樹上を卍飛翔する黒い影は見ていましたが、 あくまで「黒い影」を見ただけで「ミドリシジミ」とはっきり確認できていませんでした。 なので、実はミドリシジミは初見・初撮影なのです。

最初の♂開翅ビッグチャンスの次に現れたのは♀。この2頭目の♀も開翅してくれました。A型です。

ミドリシジミ | Neozephyrus japonicus | 早野聖地公園
ミドリシジミ♀半開翅
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
ミドリシジミ♀
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
ミドリシジミ♀開翅
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
ミドリシジミ♀開翅
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
最初の開翅♂個体が現れたのとほぼ同じ場所に現れた♀。1~2度細かく場所を変えた後、ゆっくりと翅を開いた。

他の方と一緒に撮影した開翅してくれた♂。残念ながらタイミングが合わず、開翅シーンは撮れなかった。 それでも、1枚目の方は眼にピントが来ていないがと表翅の構造色の緑がうっすらと見える。

ミドリシジミ | Neozephyrus japonicus | 早野聖地公園
ミドリシジミ♂
SONY α55 + SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
木道からやや遠めに停まったのを私が見つけ、近くの撮影者達に声をかけて4~5人で撮影。 90mmマクロではちょっと遠いなあと、70-300mmにレンズ交換している最中に「開いた!♂だ!」 タイミング悪すぎ。レンズ交換完了時には全開翅は既に終了。 眼にピントの来ていない、半開翅証拠写真を撮るのがやっとだった。
ミドリシジミ♂
SONY α55 + SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
その後しばらくモデルになってくれたものの、まったく開翅はしてくれず終い。

羽化直後の♂個体も見つけた。横浜のI氏と2人で「ヤラセ」と言いながら撮りやすいところに移動してもらったりと楽しく撮影。

ミドリシジミ | Neozephyrus japonicus | 早野聖地公園
ミドリシジミ♂(羽化直後)
RICOH R8 + 一脚(インターバル撮影)
葉かぶりするので、一脚に取り付けた RICOH R8 を下草の間に差し込んでインターバル撮影。
ミドリシジミ♂(羽化直後)
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
I氏と2人でしつこく撮り過ぎたか、まだろくに飛べないのに場所を移動。ちらりと表翅の煌めく緑が見えた。♂です。
ミドリシジミ♂(羽化直後)
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
今度は葉かぶりしない位置だったので、90mmマクロで思い切り寄って撮影。
ミドリシジミ♂(羽化直後)
RICOH R8
日陰だったので、日向に移したら開くかもとI氏が場所を移動させた。上から見下ろすようにして待つも、なかなか開かない。
ミドリシジミ♂(羽化直後)
RICOH R8
広角にして背景を入れて撮影。しばらく粘ったが、最後までこの個体は開翅してくれなかった。

この個体は♀なのを確認済み。

ミドリシジミ | Neozephyrus japonicus | 早野聖地公園
ミドリシジミ♀
SONY α55 + SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
ミドリシジミ♀
RICOH R8 + 一脚(インターバル撮影)
同一個体の♀を70-300mmとRICOH R8のインターバル撮影で撮影。

他にも♂♀確認できていない個体の写真も多数。とりあえずあと3枚だけ載せておきます。

ミドリシジミ | Neozephyrus japonicus | 早野聖地公園
ミドリシジミ
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
♂♀不明の閉翅個体。
ミドリシジミ | Neozephyrus japonicus | 早野聖地公園
ミドリシジミ
RICOH R8
栗の花で吸蜜中の個体。翅を開いてくれないので♂♀不詳。
ミドリシジミ | Neozephyrus japonicus | 早野聖地公園
ミドリシジミ
RICOH R8 + 一脚(インターバル撮影)
栗の葉上の静止個体。これも♂♀不明。

オオミドリシジミ

栗の花ポイントにはオオミドリシジミ♂も1頭現れた。もちろん、初見・初撮影だ。

オオミドリシジミ | Favonius orientalis | 早野聖地公園
オオミドリシジミ♂
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
他の撮影者が多かったので最初は遠慮して90mmマクロや70-300mmで撮影。 しかし70-300mmだと手振れが多くて見せられる画像がない。これは90mmマクロで撮ったもの。
オオミドリシジミ♂
RICOH R8 + 一脚(インターバル撮影)
他の皆さんがひと通り撮影したのを見計らって、ひと言断って一脚利用のインターバル撮影に挑戦。
オオミドリシジミ♂
RICOH R8 + 一脚(インターバル撮影)
無理に遠めから狙うよりも歩留まりが良い。 一脚利用のインターバル撮影をする方は他に居らず、皆さん興味津々。 いや、私も他Blogのモノマネなんですけど…。

私も一脚利用のインターバル撮影で目立っていたようですが、他の撮影者の行動力とバイタリティには脱帽。 例えば斜面上の藪にミドリシジミが降りた時など、私なんかは斜面の下から「どこだ?」と目を凝らすだけなのに、 それはそれは凄い勢いで斜面を駆け上がっていき、写真に収めてくるのです。

…私にはできない。

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