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モンシロチョウ
テングチョウとキタテハ天国
- 2012-05-31 (木)
- 新治市民の森
平地性ゼフィルスのうち、出現時期の早いアカシジミ、ウラゴマダラシジミを目的に Field に出た。出陣先は昨年ウラゴマダラシジミを観察した横浜市の新治市民の森。より難易度の高いウラゴマダラシジミの「ポイントが分かっている」のが選択理由です。
ちょうどテングチョウとキタテハの発生盛期に当たったようで、両種とも多数の新鮮個体があちこちで集団吸水している姿を観察できた。
- テングチョウ | Libythea celtis | 新治市民の森
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- SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
- 吸水中のテングチョウ三態。2枚目と3枚目は同一個体だが1枚目はたぶん違う。
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- SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
- キタテハに比べて敏感で寄るのに苦労したが、何とかほぼ真上から開翅吸水中の新鮮個体の撮影も出来た。2枚目のみ縦位置写真になっていたのでトリミングして上下をカット。
- SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
- 吸水中の個体ばかりで飽きたのでこんなのも時々狙ったが、ほとんど撮れなかった。
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- SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
- 羽化直後の個体も見つけた。1枚目はイボタの葉に停まっていた♀個体。 実物は写真の数倍綺麗だったが、腕が無く表現できないのが悔しい。 2枚目の個体は下草で羽化し、まだ蛹の抜け殻に掴まっている状態。
キタテハの方はぼろぼろの越冬個体も1頭吸水に訪れていた。
他にも、新鮮なルリシジミが2頭吸水に来ていた。
イチモンジチョウも個体数が多かったが、既に盛期は過ぎて擦れた個体が多かった。
かなり飛び古した個体だが、コチャバネセセリがイボタの花に来ていた。
モンシロチョウも新鮮な個体が多数飛んでいたが、真剣に狙わずまともな写真はこれ1枚きり。
肝心のゼフは?
肝心のゼフィルスですが、ウラゴマダラシジミは1頭も姿を見せませんでした。
がっかり。
まだ早かったのか…?それとも少し離れた吸水ポイントでテングチョウやキタテハを撮っている時間帯に現れたのか?
アカシジミは栗の花のポイントで逢えるのを期待しましたが、逢えませんでした。
新治市民の森では当初予定よりも長く14時近くまで粘りましたが、ウラゴマダラシジミは諦めてアカシジミが探しやすい寺家ふるさとの森に移動することにしました。 寺家での成果については別記事に分けます。
蝶以外
蝶以外に、トンボとトカゲを撮ったので載せておきます。
平成24年6月24日追記
1頭写真だけUpして載せ忘れていた。
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多摩川散策
- 2012-05-26 (土)
- 多摩川(右岸川崎市部)
続いて、午後(夕方)に散策に出た多摩川の話です。 もう夕闇迫る時間帯でしたから、あまり遠出せずに東名高速の高架~宿河原堰を往復しました。
この付近で唯一の黒系アゲハ吸蜜ポイントでジャコウアゲハ。
さすがに時期外れで破損が激しい。 今年の春は宿河原のジャコウアゲハ多産地を訪れるのを忘れていました。
続いてモンシロチョウ。新鮮な2化目?3化目?
かなり夕闇が降りてきた頃になって新鮮なヒメアカタテハが居た。 フラッシュ無しではブレまくったので内蔵フラッシュを焚いて撮った写真2枚を掲載。
以上。
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春蝶が増えてきた
- 2012-04-10 (火)
- 多摩川(右岸川崎市部) | 川崎市
ようやく街かどでも新成虫の姿が見られるようになってきた。
午後になってから多摩川へ散策に。 多摩川でもベニシジミ、モンキチョウ、モンシロチョウ、そして夕暮れになってツバメシジミが撮れた。
以上おしまい。
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モンシロチョウ
- 2012-04-03 (火)
- 多摩川(右岸川崎市部) | 生田緑地
午後から雨の予報でしたが「雨が降るまで」というつもりで生田緑地と多摩川へ行ってきました。
生田緑地
生田緑地では「コツバメは見られなくなった」ということですが、念のため馬酔木ポイントをひと巡り。 もちろんコツバメは見られませんでしたが、この日は曇りがちだったので他の蝶も見られず…。
多摩川
そろそろ降り出しそうな空でしたが土手沿いを散策したところ、モンキチョウが飛び出しました。 2~3度停まった際に接近を試みたのですが撮影に至らず。 最後は川原方面へ飛び去ってしまいました。
次に飛び出したのはモンシロチョウ。 こちらの個体は藪に潜り込んだところを撮らせてくれました。
残念ながら、手前の葉が邪魔で翅が全部写っていませんが、綺麗な新鮮個体でした。
この子の撮影後、暫くして雨が降り出しました。
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北海道
- 2011-07-28 (木)
- 未分類
北海道旅行中に何枚か写真が撮れたので記録だけ残しておきます。 蝶探遠征ではなかったので事前調査等一切無し。 未見の蝶、良さそうなポイントを見つけてもスルー。 たまたま周囲に静止してくれた蝶のみ撮りました。
初見・初撮影記録
まずは、初見・初撮影の種から。 さすが北海道で、特段も探索を一切していないのに、初見・初撮影種が3種もあった。
キバネセセリ
登別と旭川で2回遭遇しました。 初見・初撮影種のはずですが、どうも既視感があります。 本州にも居る種ですし、実は見たことあるけど蛾だと思ってスルーしてたってことはあるかもしれません。
オオヒカゲ
やけに大型のヒカゲチョウがあちこちたくさん飛び回っているなあ、と思っていた。 思い当たるのはオオヒカゲしかない。近くに停まってくれないかなと思っていたら、 偶然オオヒカゲとコムラサキが集まっている樹液酒場を見つけた。
エゾスジグロシロチョウ
ラベンダーに多数訪花していた白蝶。 エゾシロチョウやオオモンシロチョウではなかったので、何となくスルーしていたが、 よく考えたらエゾスジグロシロチョウだった。 後で気が付いて慌ててメモリーを確認したら、ピンボケだが1枚だけ撮影していた。
初見・初撮影だけど同定困難。何のゼフィルス?
早朝の樹林内にて、地上約3mの葉上に静止しているゼフィルスを発見。 しかし、翅の裏面だけ+一部が見えていないので、ゼフ初心者には同定不能。
その他の蝶たち
まずはアゲハチョウ科から。 北海道といえば美麗ミヤマカラスアゲハですが、バス車窓からは何度か目撃しましたが、撮影機会はありませんでした。 撮影できたのはキアゲハの幼虫&成虫のみ。
シロチョウ科では、エゾシロチョウとオオモンシロチョウなら比較的逢える確率が高いのでは、と勝手に期待していたが、残念ながら逢えなかった。
登別では、ゼフィルスが翅を煌めかせてスクランブルする様子がロープウェー両脇や温泉街から見上げた斜面等あちこちの樹冠部で見られ、歯噛みする思いだった。
どこへ行っても多数見られたのがヒョウモン類とクジャクチョウ。ただ、ヒョウモン類はロープウェーから見下ろした斜面やバスの車窓からは多く見たが、観光中はあまり周囲に現れなかった。反対にクジャクチョウは観光中もごく普通に現れた。北海道では多産するようだ?
ミドリヒョウモン
クジャクチョウ
バス移動中、どこでも川さえあれば柳の木が目についた。きっとコムラサキは道内のどこでも普通に見られるに違いない。
登別の樹林周辺ではクロヒカゲが多く見られた。
タテハ系では他に富良野のラベンダー畑でイチモンジ系の蝶が1頭現れた。(明らかにミスジ系ではない) ヒョウモン類と同じくらいの大きさに見えたので「すわオオイチモンジ?」と思ったがすぐに飛び去ってしまった。
但し、後から思い返してみるとメスグロヒョウモンの♀の可能性もあるなあ。周辺の環境からするとそっちの方が可能性が高そう。
富良野のラベンダー畑の周辺ではスジグロチャバネセセリが比較的多く見られた。 1枚目と2枚目は別個体。 1枚目の個体は裏面写真しかないので以前調べた判別法を見たが、どうもよく分からない。(1枚目がヘリチャな気がしてきた) だが、蝶鳥ウォッチングというBlogで判別法が詳しく解説されているのを新たに見つけた。これは素晴らしい。
結論としては、両方ともスジチャだった。 ついでに以前調べた判別法の2番目は♀限定で、♂の判別には使えないことも分かった。 さらに「日本産蝶類標準図鑑(白水隆)」を見たら、スジチャについては富良野は他産地から飛び離れた産地とあったが、ヘリチャは逆に富良野以北には分布しない、とあった。何だ、悩んで損した。
蝶以外の昆虫
大好きなヤママユガ科のクスサンの終齢幼虫を見かけた。
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駆け足で東高根森林公園
- 2011-06-11 (土)
- 東高根森林公園
このところ東高根森林公園に通い詰めです。但し、本日は午後に10~15分程度、ちょっと立ち寄った程度です。
雑木林林縁やハンノキ林、いつもの栗の花のポイントを足早に見て回りましたが、10~15分程度では大した成果が上がるはずもない。モンシロチョウとミズイロオナガシジミを各1頭ずつ撮って公園を後にしました。
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普通種ばかりですが。
雨上がりの曇天ながら、時折日差しの出る一日でした。
まずは、畑地の混在する住宅地にて。
続いて、4月16日に行ったポイントへ再び行ってみた。今日はカラスが多く、頭上でカァカァ五月蠅く啼くので閉口したが、前回同様に木漏れ日の陽だまりの中をモンシロチョウ、スジグロシロチョウ、ツマキチョウ、キタキチョウ等が飛んでいるのが見られた。モンシロ、キタキチョウはとりあえず放っておいて、スジグロシロチョウとツマキチョウを追跡した。
ここから下は午後、住宅地内の畑の片隅にて。
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道端 & 多摩川
- 2011-04-13 (水)
- 多摩川(右岸川崎市部) | 川崎市
午前中と夕方に外出する機会があった。
午前中(道端)
夕方(多摩川散策)
- モンシロチョウ | Pieris rapae | 多摩川
- RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
- まず、昨年の4月21日に見つけたツマキチョウとスジグロシロチョウのポイントへ行ってみた。しかし、居たのはモンシロチョウばかり。スジグロシロチョウの姿は皆無。ツマキチョウも唯一1♂を見かけたが、すぐに木立ちを超えて飛び去ってしまった。
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開幕戦(新治市民の森)
- 2011-03-26 (土)
- 新治市民の森
地震以来、控えていた Fieldwork を再開。
前回から1ヵ月以上経っているのでもはや偵察とは言えない。 今年の開幕戦である。 10:30頃から13:00頃までの約2時間半を使って歩いた。
- モンシロチョウ | Pieris rapae | 新治市民の森(横浜市緑区)
- RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
- 新成虫2種類目はモンシロチョウ。 耕作地周辺で複数発生、翅はやや痛んで新鮮とは言えない個体ばかりだったが数はあまり多くなく、昨年3月14日の黒川と同程度。今年も春の訪れは遅い印象だ。
他には越冬蝶のルリタテハが1頭見られたくらい。 期待していたテングチョウ(越冬)、モンキチョウ、ルリシジミ、コツバメは見られなかった。
追記
他の方々のBlogを拝見していると、「寒が戻って蝶に出逢えなかった」という記述が多い。朝夕は冷え込んだけど、日中は充分気温が上がって良かった♪と思っていたのでちょっと意外。選んだ Field が良かったのかも。
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西丹沢遠征(今シーズン3回目)
- 2010-06-05 (土)
- 西丹沢
今シーズン3度目の西丹沢遠征。天気予報では傘マークまで付いた曇天でしたが、大井松田ICを通過した頃には晴れ間も見えてきた。御殿場ICで東名を下りて明神峠へ向かう。今回は明神峠から水ノ木橋まで世附林道を下ってみようという計画だ。その後、時間が許せば明神峠~三国峠間も往復してみたい。世附林道は前回浅瀬~大棚橋間を歩いているので、今回の予定ルートと合わせて林道全線を歩いたことになる。(水ノ木橋~大棚橋の短い区間のみ重複)
結果的には、降雨&時間切れで明神峠~三国峠間は歩けず、次回以降に持ち越しとなった。また、世附林道往復も往路途中からまったく陽が差さなくなり、復路間もなく雨が降り出すという最悪のパターン。前回以上に薄い成果に終わった。
コース短評
明神峠~三ノ沢橋間
浅瀬ゲート同様に厳重に閉じられた明神峠のゲートを抜けて歩き出す。 明神峠からの歩き出しは非常に明るくて開放的な林道だ。 徐々に樹林内に入っていくようになるが、三ノ沢橋までの区間は明るく雰囲気の良いポイントが多い。
- オナガアゲハ(1)
- 不明黒系アゲハ(3)※恐らくオナガアゲハ
- ウスバシロチョウ(2)
- コミスジ(3)
- サカハチチョウ(1)
- アオバセセリ(1)
- モンシロチョウ(2)
- 不明シロチョウ(1)※小型。ヒメシロチョウ?
三ノ沢橋~水ノ木橋間
三ノ沢橋を過ぎると薄暗い樹林内を歩く区間が長くなる。 ところどころに開けたポイントもあるが、ポイント間が長くてあまり面白くない。 但し、アオバセセリ2頭のテリ争いが見られたり、 樹林内を産卵場所を求めて(?)彷徨うアサギマダラの姿を見ることが出来た。
- サカハチチョウ(2)
- アオバセセリ(3)
- ヤマキマダラヒカゲ(1)
- アサギマダラ(3)
- 不明黒系アゲハ(1)※恐らくオナガアゲハ
- モンシロチョウ(1)
- コジャノメ
水ノ木橋近くのポイント
前回弁当を食べ、トラフシジミの産卵シーンを撮ったポイント。 最初からここでUターンと決めていた。 しかし、このポイントに到着した頃は思いきり曇っていて何も飛ばない。 20分ほど休憩している間に晴れ間が覗いたのはほんの一瞬(1~2分)だけ。 ところがこの一瞬の晴れ間にオナガアゲハが3頭、次々と谷底から上がってきた。 浅瀬・明神峠どちらからもアクセスが悪いのが難点だが、 やはり天候さえ良ければ良いポイントのようだ。
- アカシジミ?(1)※オレンジ色。飛んでいたのははるか上空なので詳細不明。
- 不明シジミ(1)※ヤマトシジミのような気がする。
- オナガアゲハ(3)※一瞬の晴れ間に谷底から次々と上ってきた。
- コミスジ(1)
蝶の写真
アオバセセリは絶好の撮影チャンス(1mまで近づいた)逃した。アサギマダラは3頭ともいかにも静止してくれそうな様子で飛んでいたので、停まってくれ~と追跡したが、時々一瞬だけ降りるものの静止はせずにふわふわ飛び続け、最後は飛び去ってしまって撮れなかった。3頭目の時にFC100のパスト連写で狙ってみたんだけど、樹林内の薄暗い環境の中では全く撮れなかった。
その他の写真
獣糞
四ノ沢橋を過ぎたところに怪しい獣糞があった。
人間の糞と言ってもおかしくないくらいの大きさ。(中大型獣?)
明らかに鹿の糞とは思えない形状。(肉食獣っぽいよね?)
まだ柔らかさを保っていて比較的新しいと思われる。(まだ近くに居る?)
…これって、………熊か?
少し離れたところにも別の獣糞があった。
こっちのは明らかに鹿の糞。比べて見ると明らかにさっきのは鹿の糞では無いよね。 やっぱり肉食獣でしょ。
雌鹿には2頭ほど遭遇したけど、熊には遭いませんでした。良かった良かった。
次回ルート
次に西丹沢に来るときは、大又沢林道を地蔵平まで歩くか、三国峠付近の稜線を歩くことになるだろう。三回連続で渓谷沿いの林道を歩いたから、やっぱり今度は稜線の方かな。
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