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アカボシゴマダラ

コジャノメ

買い物ついでにスジグロシロチョウの多い林縁の斜面を覗いてみた。

最初に見た樹上高くを飛ぶ白い蝶。
短絡的にスジグロシロチョウと思ったが、後から別の赤班の有るアカボシゴマダラを見て、 最初に見た白いのもアカボシゴマダラだと気付いた。

スジグロシロチョウはふらふら飛んでいるのが1頭だけ見られたが端境期のようだ。

その代わりに前述のアカボシゴマダラのほか、コミスジ、ヒメウラナミジャノメ、コジャノメが多く見られたほか、 数は少ないがアゲハ、クロアゲハ、ナガサキアゲハが蝶道を飛んでいく姿を見ることが出来た。

撮影チャンスがあったのはコミスジ、ヒメウラナミジャノメ、コジャノメのみ。 そのうちコジャノメだけ綺麗に撮れたので載せておきます。

コジャノメ | Mycalesis francisca | 橘樹郡衙付近
コジャノメ
SONY α55 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO

コムラサキ探索(計画失敗)

約2週間ぶりの Fieldwork 。今日は午前中いっぱい時間を使える。但し、次の予定の目途が立たないくらいまだ忙しいので、ちょっと欲張った行動計画を立てた。

東高根森林公園
 ↓
生田緑地(初山地区・谷間の探勝路)
 ↓
狛江水辺の楽校

午後は都内で用があるが、狛江から小田急線に乗って行けばよい。 時間を区切って移動していけば大丈夫だろう、と考えた。

しかし、2兎を追う者は1兎をも得ず。この行動計画は大失敗だった。

東高根森林公園

いつものように園内を一周するのではなく、斜面に花が咲いているユリ園と念のためにハンノキ林を確認するだけで済ますつもりで立ち寄った。ところが、思惑に反してユリ園の斜面は時間帯的に日陰。ハンノキ林まで歩いてもコミスジ1頭しか撮れない有様だった。

コミスジ | Neptis sappho | 東高根森林公園
コミスジ
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
300mm(450mm-equiv.) 絞り優先AE F8 分割測光
角度が悪く、後ろからしか撮れなかったのでピントが来てない。

他にはヒカゲチョウ程度しか現れないので焦って予定外だが古代芝生広場へ。古代芝生広場ではあちこちで白詰草にツマグロヒョウモンやヒメアカタテハが訪れているのが見られた。

ヒメアカタテハ | Vanessa cardui | 東高根森林公園
ヒメアカタテハ
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
200mm(300mm-equiv.) 絞り優先AE F8 分割測光
ヒメアカタテハ
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
200mm(300mm-equiv.) 絞り優先AE F8 分割測光

生田緑地(初山地区 & 谷間の探勝路)

生田緑地への移動途中の路上では、アゲハ、クロアゲハ、アオスジアゲハ、ナガサキアゲハ等が悠然と飛ぶ様子が見られた。やはりアゲハ類はもう出ているのである。どこか適当な訪花ポイントが見つかれば苦労しないのですが。

初山地区では、雑木林の斜面に入り込んでクロコノマチョウを探した。 越冬前後の初冬と早春にクロコノマチョウを撮影した斜面なので、夏型のクロコノマチョウもきっと見つかるに違いないと思っていたのだが、残念ながら見つからなかった。出てくるのはほとんどがヒカゲチョウだった。

ヒメウラナミジャノメ | Ypthima argus | 生田緑地
ヒメウラナミジャノメ
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
200mm(300mm-equiv.) 絞り優先AE F11 分割測光
この間まで姿を消していたヒメウラナミジャノメの第2化が出ていた。
ムラサキシジミ | Narathura japonica | 生田緑地
ムラサキシジミ
SONY α55 | TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO1:1
90mm(135mm-equiv.) 絞り優先AE F11 分割測光
夏場はめったに見られないムラサキシジミも現れた。
オニヤンマ(?) | 生田緑地
オニヤンマ(?)
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
200mm(300mm-equiv.) 絞り優先AE F11 分割測光
小川の脇ではオニヤンマが休息していた。(きちんと同定していないので、 オニヤンマではないかもしれません)

クロアゲハやカラスアゲハも現れたが、停まらない上に樹林内なので追うことも出来なかった。移動直前になって陽だまりにオカトラノオが数株群生している所を見つけた。スジグロシロチョウとヒメウラナミジャノメが吸蜜しており、ここで粘ればアゲハ類が来るかもと思ったが、もう移動しないと肝心の狛江での活動時間が取れないので諦めた。

狛江に向かう途中、初山地区とは反対側にある谷間の探勝路に立ち寄ったが、ハンノキ林のミドリシジミはもちろん、ススキ群落周辺のクロコノマチョウも見られなかった。綺麗なジャコウアゲハが1頭飛んできたが、停まらず飛びすぎ、撮影はできなかった。

狛江水辺の学校

残り時間約1時間あまりでようやく狛江に到着。すぐに柳林に潜り込んだ。

柳林に入ってすぐに、目の前をコムラサキが横切って十数メートル離れた柳の枝に飛び込んだ。すぐに追って探したがLost。

次に、湿地に降りて吸水しているコムラサキを発見。今度は後ろからだったが撮影できた。

コムラサキ | Apatura metis | 多摩川
コムラサキ(吸水)
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
200mm(300mm-equiv.) 絞り優先AE F11 分割測光
色的に♀に見えるが、♀も吸水するのだろうか。(アゲハ類は♂しか吸水しない) 角度が悪くて光っていないだけの♂かもしれない。

その後は、丹念に柳の木々を巡るが何も出てこない時間が続いた。 ようやく、最後の方で樹液にアカボシゴマダラが来ていたのを撮った。

アカボシゴマダラ | Hestina assimilis | 撮影場所
アカボシゴマダラ
SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
280mm(420mm-equiv.) 絞り優先AE F116 分割測光
カナブンと一緒。本当はコムラサキのこんなシーンを撮りに来たのだが。

時間切れなので戻りながら、なおも柳の木を除いてまわったが、もうコムラサキは現れなかった。時間切れで捜索終了。

反省点

本命がコムラサキだったのだから、まず朝一番に狛江に来るべきだった。目的を達成してから次へ目標を切り替えるようにしないと、中途半端なまま次へ移動しなければならなくなる上、肝心の本命捜索の時間が足らなくなる…。本日は本当に、大失敗

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