Home > 1.Field Notebook. | > 川崎市 Archive
川崎市 Archive
多摩川のギンイチモンジセセリ
- 2011-09-13 (火)
- 多摩川(右岸川崎市部)
多摩川のギンイチモンジセセリは年3化で、8月末くらいから見られるらしい。少々時期遅れな気もするし、先日の台風による増水の影響も気になりますが、まだ生き残りが居るかもしれないと行ってみることにしました。
予定ルート
ギンイチモンジセセリ探索は初めてなのでネットで検索して予習したところ、いくつかの候補地が挙がりました。
- 調布市染地及び川崎市多摩区中野島付近(二ヶ領上河原堰堤の直下両岸)
- 是政橋~関戸橋~府中四谷橋
- 青梅市河辺付近
このうち、青梅市河辺はちょっと遠いのでまず最初に検討対象外に。続いて二ヶ領上河原堰堤の直下両岸は近くて良いのですが、theclaさんの探蝶逍遥記に中野島側が護岸工事により全滅状態
とありましたので、今回は是政橋~関戸橋~府中四谷橋あたりを歩いてみることにしました。
前夜に地図を切り貼りしながら決めた予定ルートは下記の通り。
- 京王線「百草園」駅より出発 → 浅川 → 府中四谷橋 → 対岸へ渡る → 関戸橋 → 是政橋 → 対岸へ渡る → JR南武線南多摩駅
かなり長大なルートです。かなり気温も上がりそうなので熱中症の不安がありますが、まあ満足したら途中で切り上げれば良いでしょう。
ところが大失敗
ところが、いきなり大失敗をやらかしました。
- 前夜に用意した地図を忘れた。
- 間違えて「聖蹟桜ヶ丘」駅で降りてしまった。
それでも、北へ向かえば多摩川に着くだろうと歩いたら、無事府中四谷橋に出ました。予定では浅川沿いに下ってくるはずでしたが、もともと本命は府中四谷橋~是政橋間なので浅川沿い探索は省略し、このまま多摩川を渡って下流に向かえば良かったわけです。
ところが地図がないのが原因でここでも判断間違いをやらかしました。
- 多摩川をどの橋を使って渡る予定か覚えていなかった。
- 多摩川に架かる橋の順番を覚えていなかった。(関戸橋が府中四谷橋の上流/下流どっちか?)
- 浅川沿いを歩く予定だった、ということだけ覚えていた。
「ここで渡るんだっけ?」「もういっこ上流の関戸橋を渡るんだっけ?」と迷った末に、「浅川沿いを歩く予定だったんだから、もういっこ上だ」と上流に向かって歩き出してしまいました。さらに、関戸橋ならぬ新井橋を渡った後に浅川沿いに下流に戻るという間違いを犯し、橋がないので多摩川と浅川の合流点から再び多摩川沿いに上流に遡らねばならなくなったというオマケまで付きました。
ということで、実際に歩いたルートは下記の通り、ただでさえ長大だと思っていたルートがさらに長大なルートになりました。
- 聖蹟桜ヶ丘駅を出発 → 府中四谷橋 → 浅川沿いを上流へ遡る → 新井橋 → 対岸へ渡る → 浅川沿いに下流へ → 多摩川合流点(ここで多摩川を渡れないことに気付く) → 多摩川沿いに再び上流へ遡る → 石田大橋 → 対岸へ渡る → 下流へ向かう → 府中四谷橋 → 関戸橋 → 是政橋 → 対岸へ渡る → JR南武線南多摩駅。
ええ、それでも最初の予定通り南多摩駅まで歩ききりましたよ。最後は日が暮れかかっていましたが。
ではその成果は次の章で。
成果
あとでUpします。
- Comments: 0
- Trackbacks: 0
イチモンジセセリの居る夜
- 2011-09-10 (土)
- 川崎市
マンションエントランスにイチモンジセセリが迷い込んできていた。
それも2頭。
昼間は渋谷のど真ん中(246号沿い)のアベリアの植え込みにイチモンジセセリが数頭集まってきていた。
なかなか増えないなと思っていたが、いよいよイチモンジセセリの季節到来だろうか。
- Comments: 0
- Trackbacks: 0
五所塚の斜面地
- 2011-09-07 (水)
- 川崎市
秋に増えるイチモンジセセリとウラナミシジミ。 イチモンジセセリの方は時折目にするようになってきたけど、ウラナミシジミは今年はまだ見ていない。 そこで、心当たりの葛群落へ行ってみました。
川崎市宮前区五所塚の傾斜地に繁茂した葛を見上げたが、花は咲き始めているのにウラナミシジミの気配がない。 見ることが出来たのは擦れまくった襤褸の1頭のみ。 イチモンジセセリは少ないけどちらほら居る。 イチモンジセセリとウラナミシジミをセットで考えていたけど、ウラナミシジミの方が若干発生が遅いのだろうか。
他には、アカボシゴマダラ、ウラギンシジミ、ヤマトシジミ、ルリシジミ、キマダラセセリ、クロヒカゲ、コミズジなどが見られた。 旧向ヶ丘遊園敷地に近いので、割と蝶の姿は多いようだ。
- Comments: 0
- Trackbacks: 0
東高根森林公園
- 2011-09-06 (火)
- 東高根森林公園
午前中のみ東高根森林公園へ。
ぐるっと一周して出逢ったのは、ウラギンシジミ♂、ヒメウラナミジャノメ、イチモンジセセリ、ダイミョウセセリ、ヒメアカタテハくらい。
ヒメアカタテハはボロボロの個体だったから写真Upは無し。
- Comments: 0
- Trackbacks: 0
盛夏の多摩川
- 2011-08-15 (月)
- 多摩川(右岸川崎市部)
今日は多摩川の探索に行った。イチモンジセセリやウラナミシジミは、8月下旬頃から増えてくる蝶なので少し早いがそろそろ見られるのではないか、またジャコウアゲハの発生状況はどうかと思って出かけた。
まだ早い
イチモンジセセリは1頭のみ見られた。
ウラナミシジミに至っては、まだ全く発生していないようだ。
他にはヒメジャノメが居た。
ヤマトシジミ交尾
ヤマトシジミの交尾個体を見つけた。
2枚目はちょっと飛ばしてしまった後、近くに再び降りたので再接近・再撮影したもの。
ゴマダラチョウ
また、アカボシゴマダラの多いエノキ・ポイントにて、この日はゴマダラチョウの姿が目立った。昨日20年ぶりに再会したと思ったら今日も、である。飛んでいるところをよく見ると、後翅の赤星の有無や翅のダンダラ模様の特徴の違いなど、意外と見えるものだな、と思った。
ゴマダラチョウを見つけたので、付近に樹液ポイントは無いか、降りてこないか、等と少し長めに粘ったため、ジャコウアゲハの発生ポイントまで行き着かなかった。
- Comments: 0
- Trackbacks: 0
生田緑地のゴマダラチョウ
- 2011-08-14 (日)
- 生田緑地
盛夏の午後。本日の Fieldwork は通い慣れた生田緑地だったが、久しぶりに民家園に入ってみることにした。
民家園は入場有料なので普段の Fieldwork の際はわざわざ入ることはありませんが、保存民家の庭先には花木類が植樹されていることが多く、緑地内の他エリアとは微妙に環境が異なるようです。夏の生田緑地には、例えばアゲハ類を待ち伏せするのに適当な吸蜜スポットが見あたらないのですが、民家園内なら何か花が咲いているかも、と思ったのです。
民家園は斜面地を造成して古民家を移築しているので、各古民家は樹林を伴う斜面に囲まれるようになっています。要するに林縁なので、アゲハ、クロアゲハ、カラスアゲハ等が林縁に沿って飛ぶ様子を多く観察することができました。しかしながら古民家の庭先にもアゲハ類が訪花してくれるような花は見あたらず、残念ながら目論見通りにはいきませんでした。
生田緑地のゴマダラチョウ
民家園内では前述のアゲハ類のほか、アオスジアゲハ、キタキチョウ、ヤマトシジミ、ウラギンシジミなどが見られた。個人的にサプライズだったのはとある古民家の裏庭で吸水行動を取っていたゴマダラチョウとの遭遇。実は約20年ぶりの邂逅だ。
民家園を出た後、伝統工芸館近くの樹液スポットを覗くとサトキマダラヒカゲとルリタテハが来ていた。ルリタテハはすぐ逃げていってしまったので、サトキマダラヒカゲのみ撮影。
他にも、今日は緑地内で2度ヤマトタマムシが飛んでいるのを目撃した。特に1回目は目の前に現れて思わず後ずさりしたほど。ハッと気づいたときには飛び去った後で、「しまった、すぐ手を出せば捕まえられたのに」と思ったが、咄嗟に手が出るものではないね。
- Comments: 0
- Trackbacks: 0
Home > 1.Field Notebook. | > 川崎市 Archive
- Search
- Feeds
- Meta