- 2011-05-04 (水) 23:59
- 生田緑地
本日は雨が上がってよく晴れた一日となったので、午後のひとときを生田緑地で過ごした。
フィールドノートによれば、生田緑地のウツギポイントでアオバセセリが訪花する姿が見られるそうである。そこで、本日は是非アオバセセリを撮りたいと、園内に入ると真っ先にポイントに向かった。
ところが、そこには本格的デジイチを携えた方々が3人ほど陣取っており、ちょっとコンデジ・カメラマンの割り込む余地がない。
「あらら、これはちょっと無理だ」
諦めて先に進むことにした。
アオバセセリを諦めたので何を撮ろうかとひと思案し、「越冬明けのクロコノマチョウを狙って撮れるかどうか」という課題にチャレンジすることにした。
晩秋であれば、発生地を押さえているのでクロコノマチョウの羽化直後個体を確実に撮ることが出来るが、発生地から拡散した後にこの蝶を狙って撮るのは難しい。しかし、ちょっと心当たりのポイントがあった。
初山地区にて
ひと山越えて初山地区へ。心当たりのポイントでは冬の間に予想よりも下草が刈られていて、ひとまわりしてもクロコノマチョウは飛び出さなかった。「外したかな?」と思いつつ、念のためもうひとまわり廻ってみたところ、「居た!」
このポイントなら、夏の第一化の個体も狙って撮れるのではないだろうか。盛夏に再チャレンジしてみたい。
クロコノマチョウの他には、陽溜まりでコミスジがテリトリーを張っていた。
池の周囲の明るい草地ではツマキチョウ♂の姿がまだ見られた。
つつじ山経由でほたるの里へ
本園に戻ってひと巡り。そろそろクロヒカゲの新鮮個体が出ているかな、とつつじ山の発生ポイントに立ち寄ったがまったく発生していない。他種も含めてどうも全体的に今イチ蝶の発生数が少ない気がするが、尾根道の探勝路で綺麗なコジャノメに遭遇。
谷間の探勝路へ出ても蝶の姿は少なく、ヒメウラナミジャノメくらいしか撮れなかった。
最後に、昨日は雨の中できちんと撮れなかったアカボシゴマダラの3蛹をきちんと撮影。
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