GWも前半の4月30日。温暖な伊豆半島ならアゲハ類の発生も早いだろうと伊豆半島へ向かった。
直前の4月26日に、ゆたかの自然散歩。のゆたか。さんが日原でスギタニルリシジミやコツバメ、エルタテハ、シータテハの写真を撮ってきたようなので、かなり行き先は迷った末の決断だったのだが…。
とりあえず、昨年の9月13日にモンキアゲハ、ナガサキアゲハ、カラスアゲハが多数集まっていた富戸漁港付近のポイントを目指すことにして、東伊豆の海岸線をゆっくり車を走らせるが、どうも期待していた大型アゲハ類の気配が無い。まったく飛んでいないようなのだ。怯む気持ちを掻き立てながらポイントに到着したが、やはりまったく居なかった。orz
居たのは越冬明けキタテハとスジグロシロチョウ、ツマキチョウ、ベニシジミ、あと何だか確認できなかったけど青色のシジミだけ。諦めてすぐに転進することにして撮りにくい蝶はあまり追いかけず、簡単に撮れたキタテハとスジグロシロチョウだけ撮った。こんなのを撮りに伊豆まで出掛けてきたわけではないのに…。
早々に転進を図ることにして、とりあえず次回の下見を兼ねて国道351号線から奥野林道を経由して松川湖へ至るルートの下見を行った。奥野林道はこのサイトの写真を見ると一般車でも通れそうな雰囲気だと思っていたのだが、実際には普通の乗用車で通れるような道ではなく途中で断念した。次回ここにくる場合は、林道を歩いて往復する覚悟が必要だ。
ところで、断念直前の沢筋で小さなシジミが数頭飛んでいた。翅の紋様も完全に擦り切れていてボロボロ。この時期にこんなにボロボロなシジミは何だろう?(ルリシジミかスギタニルリシジミくらいしか思いつかない)
さて、この時点でだいたい11:30。これからどこかへ転進するの?初夏の蝶が駄目だったんだから、むしろ早春の蝶に目的を切り替えるしかない。だったら、山に登るか…。
- 伊豆半島の最高峰である天城山系へ登ってみる。
- 富士川下流域へ行ってみる。(ギフチョウはもう無理だろうけど)
- 西丹沢方面へ行ってみる。
で、この中から選んだのは富士川下流域の佐野峠。理由はこの間行ったばかりで迷わずに済むから。但し距離は85kmもある。陽が高いうちにたどり着けるのだろうか。
到着したら既に14:30だった。カタクリの葉はまだ地上にあったけど花期はもう完全に終わっていて、スミレ類も終わりかけ。まあいいや、と前回歩かなかった林道を歩いてみる。
他にミヤマセセリ?という蝶影を見たが追い切れずに断念。転進先でも空振りに終わってしまった。
それにしても、例年なら4月末には大型アゲハ類が出揃うらしい伊豆半島で全く発生してないとは、他のエリアの発生時期も全体的に大きく後ろにずれそうな気がする。今後の遠征計画も慎重を期す必要があるかもしれない。
Comments:2
- ゆたか 10-05-06 (木) 0:14
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こんばんわ! トラックバックありがとうございます。 伊豆は残念でしたね。 もし日原林道を歩くなら今月末ごろをお勧めします。 ミヤマカラスアゲハの集団吸水が見られますよ! ただ、今年は1週間ほど遅れているものが多いので、日原の春も遅れているかも知れませんが。 小山田緑地は良く行きます。(月曜か木曜ですが) 今日、友人が小山田でコチャバネセセリとクロヒカゲを撮ったそうです。 これからの時期、ほんとに何処へ行こうか迷いますよね! お互い、ハズレないように頑張りましょう。(^^)v これからもよろしくお願いします。
- Garuda 10-05-11 (火) 6:20
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ゆたかさん、コメント有り難うございます。 今月の出撃可能日は22日と28日の2回だけです。昨年歩いた日原林道を今年も歩きたい気持ちはあるのですが、どうしても現地到着が11時近くなってしまうので、今年は西丹沢方面でポイント開拓したいと思っています。
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