Home

Field Notebook.(2008.07.22→2013.02.05)

普通種ばかりですが。

雨上がりの曇天ながら、時折日差しの出る一日でした。

まずは、畑地の混在する住宅地にて。

ヤマトシジミ | Pseudozizeeria maha | 道端(川崎市)
ヤマトシジミ
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
朝一番に畑の片隅で見つけたヤマトシジミ。
アゲハ | Papilio xuthus | 道端(川崎市)
アゲハ
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
意外と撮影チャンスに恵まれないアゲハ。この個体は妙に草地の土手に固執して飛んでいるナァ、と思っているうちにふんわりと着地して翅を拡げてくれた。チャーンス!…だったのだが…。
とりあえず証拠写真をゲットして、さあ寄るぞ!と思ったときには通過車両の気配で飛び立ってしまった。

続いて、4月16日に行ったポイントへ再び行ってみた。今日はカラスが多く、頭上でカァカァ五月蠅く啼くので閉口したが、前回同様に木漏れ日の陽だまりの中をモンシロチョウ、スジグロシロチョウ、ツマキチョウ、キタキチョウ等が飛んでいるのが見られた。モンシロ、キタキチョウはとりあえず放っておいて、スジグロシロチョウとツマキチョウを追跡した。

スジグロシロチョウ | Pieris melete | 橘樹郡衙付近
スジグロシロチョウ
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
スジグロシロチョウ
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
草藪に潜り込んで静止したスジグロシロチョウの半開翅ポーズ。♀っぽい気がするけどはっきりしない。
ツマキチョウ♀ | Anthocharis scolymus | 橘樹郡衙付近
ツマキチョウ♀
RICOH R8 | 15.1mm(85mm-equiv.)
ピンボケ写真で良ければ前翅表面先端の色が分かる写真もあるのだが…。毎回同じようなポーズしか撮れないのが悔しい。

ここから下は午後、住宅地内の畑の片隅にて。

モンシロチョウ | Pieris rapae | 道端(川崎市)
モンシロチョウ
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
吸蜜中のモンシロチョウ。
ツバメシジミ | Everes argiades | 道端(川崎市)
ツバメシジミ
RICOH R8 | 15.1mm(85mm-equiv.)
ツバメシジミ
RICOH R8 | 15.1mm(85mm-equiv.)
モンシロチョウを撮影していたらツバメシジミが2個体現れた。今年見るのは初めてだったので、モンシロチョウを放ったらかしてツバメシジミに切り替えた。

ツマキチョウ♂

4月13日撮れたのは♂♀不明、一昨日撮れたのは♀で、♂確定の写真が撮れていなかったが、本日ややピンボケながら撮ることが出来た。

ツマキチョウ | Anthocharis scolymus | 道端(川崎市)
ツマキチョウ♂
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
閉翅静止の、4月13日と同じような写真だが、追跡中に前翅先端のオレンジ色を確認済み。本当に道端なので、車やバイクに反応してなかなか止まってくれない。やっと止まったところを、「車が来ないうちに」と大慌てで撮影した。

スジグロシロチョウとツマキチョウ

前回、多摩川のポイントでスジグロシロチョウに出逢えなかったので、昨年6月にスジグロシロチョウを多数見かけた別のポイントに行ってみた。 モンシロチョウが多かったが、スジグロシロチョウやツマキチョウ、キタキチョウが居て、互いに絡み合って飛んでいた。 また、ポイントに向かう途中、そこかしこでアゲハを見かけた。既に相当数が発生しているようだ。 今年の3月は寒く、春の到来が遅いと思っていたが、ここへ来て急速に初夏めいてきたようだ。 これは、もう今年はコツバメは無理かな。

スジグロシロチョウ♀ | Pieris melete | 橘樹郡衙付近
スジグロシロチョウ
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
スジグロシロチョウ(産卵)
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
ここなら居るはず、と思ってきたので出逢えて嬉しい。しかも、貴重な産卵シーンまで見せてくれた。但し、数はそれほど多くなかった。春先は個体数が少ないのだろうか。

※スジグロシロチョウとヤマトスジグロシロチョウの同定は諦めています。写真の個体がどちらか分かる方は、是非判別方法を教えてください。

ツマキチョウ♀ | Anthocharis scolymus | 橘樹郡衙付近
ツマキチョウ(産卵)
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
ツマキチョウ(産卵)その2
RICOH R8 | 15.1mm(85mm-equiv.)
ツマキチョウ(産卵)その3
RICOH R8 | 15.1mm(85mm-equiv.)
ツマキチョウも♂と♀がそれぞれ姿を見せてくれたが、♂の方はまったく静止してくれないので、撮れない。もっと朝早くでないといけないのだろうか。♀の方は、スジグロシロチョウ同様にサービス精神満点で、産卵シーンを撮らせてくれた。残念ながら、3枚とも卵は写っていないようだ。(3枚目などは腹部の先端自体が隠れてしまっている)

道端 & 多摩川

午前中と夕方に外出する機会があった。

午前中(道端)

モンシロチョウ | Pieris rapae | 道端(川崎市)
モンシロチョウ
RICOH R8 | 15.1mm(85mm-equiv.)
市街地内をモンシロチョウが飛び交う季節になった。

夕方(多摩川散策)

モンシロチョウ | Pieris rapae | 多摩川
モンシロチョウ
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
まず、昨年の4月21日に見つけたツマキチョウとスジグロシロチョウのポイントへ行ってみた。しかし、居たのはモンシロチョウばかり。スジグロシロチョウの姿は皆無。ツマキチョウも唯一1♂を見かけたが、すぐに木立ちを超えて飛び去ってしまった。
ツマキチョウ | Anthocharis scolymus | 多摩川
ツマキチョウ
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
次のポイントへ移動してみたところ、灌木の周囲を数頭のツマキチョウが休息場所を探して飛んでいた。そのうちの1頭が枝に静止したところを撮影。翅裏しか撮れなかったので♂♀の判定ができない。この個体を撮影しているうちに、他の個体も休息場所を見つけたらしく、どこへ行ったか分からなくなってしまった。
ヤマトシジミ | Pseudozizeeria maha | 多摩川
ヤマトシジミ
RICOH R8 | 15.1mm(85mm-equiv.)
ツマキチョウはみんな消えてしまったが、まだ土手をブルーのシジミがちらちらと数頭飛んでいた。ヤマトシジミだった。
ヤマトシジミ(開翅)
RICOH R8 | 18.7mm(105mm-equiv.)
開翅シーンをを縦位置で撮影。
ヤマトシジミ
RICOH R8 | 15.1mm(85mm-equiv.)
土手の雰囲気が背景に入るような構図にしてみた。普段は構図なんか考えてないのですが。よく考えたら、もっと広角で撮れば良かったのかな。

目撃記録

蝶撮遠征ではなかったので、目撃記録のみ。タグ付けもカテゴリ付けもしません。

バス内からの目撃であったり、飛翔中個体を目で追っただけの記録が多く、種の同定には間違いがある可能性がある。

3月29日

那覇市(首里)
不明シジミ(ブルー)×複数 ※バス内から相当数を目撃。

3月30日

名護市
モンキアゲハ ×1
国頭郡本部町
ウスキシロチョウ ×2 ※1頭は撮影チャンスあったが逃した。
ツマグロヒョウモン ×♂♀
不明シジミ(ブルー)×1 ※追い回したが敏感で3m以内に寄れず。
ルリタテハ ×1

3月31日

国頭郡恩納村
リュウキュウミスジ ×1 ※樹上を旋回。コミスジかと思った。
南城市
ヒメアカタテハ ×1 ※訪花中を撮り逃した。
リュウキュウアサギマダラ ×1 ※バス内より。慌てて下車も行方不明。
キチョウ ×1 ※証拠写真程度。キタキチョウとの区別は?
キチョウ | Eurema hecabe
キチョウ(キタキチョウ?)
RICOH R8
オオゴマダラ | Idea leuconoe
オオゴマダラ(琉宮城蝶々園にて)
RICOH R8
蝶々園のケージ内なので目撃記録には含めません。

開幕戦(新治市民の森)

地震以来、控えていた Fieldwork を再開。

前回から1ヵ月以上経っているのでもはや偵察とは言えない。 今年の開幕戦である。 10:30頃から13:00頃までの約2時間半を使って歩いた。

キタテハ | Polygonia c-aureum | 新治市民の森(横浜市緑区)
キタテハ
RICOH R8 | 15.1mm(85mm-equiv.)
キタテハ
RICOH R8 | 6.3mm(36mm-equiv.)
まず最初に出迎えてくれたのは越冬蝶のキタテハ。 この後も、あちこちの陽当たりの良い斜面から飛び出してきた。
ミヤマセセリ | Erynnis montanus | 新治市民の森(横浜市緑区)
ミヤマセセリ
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
ミヤマセセリ
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
ミヤマセセリ(羽化不全)
RICOH R8 | 8.9mm(50mm-equiv.)
常見谷戸の雑木林斜面を黒っぽいのが飛び交っているな、と思ったら本種だった。 今年の新成虫では初見であるばかりでなく、本種は生涯初見でもある。 内心、本日最大のターゲットにしていたので嬉しい。 陽当たりの良い雑木林斜面であれば広範囲で確認できたので、発生環境も覚えた。 3枚目の個体は旭谷戸の方で撮った後翅が羽化不全の個体。
モンシロチョウ | Pieris rapae | 新治市民の森(横浜市緑区)
モンシロチョウ
RICOH R8 | 35.4mm(200mm-equiv.)
新成虫2種類目はモンシロチョウ。 耕作地周辺で複数発生、翅はやや痛んで新鮮とは言えない個体ばかりだったが数はあまり多くなく、昨年3月14日の黒川と同程度。今年も春の訪れは遅い印象だ。
ベニシジミ | Lycaena phlaeas | 新治市民の森(横浜市緑区)
ベニシジミ
RICOH R8 | 15.1mm(85mm-equiv.)
新成虫3種類目はベニシジミ。モンシロチョウ同様に耕作地周辺で見られたが、数はさらに少ない。

他には越冬蝶のルリタテハが1頭見られたくらい。 期待していたテングチョウ(越冬)、モンキチョウ、ルリシジミ、コツバメは見られなかった。

追記

他の方々のBlogを拝見していると、「寒が戻って蝶に出逢えなかった」という記述が多い。朝夕は冷え込んだけど、日中は充分気温が上がって良かった♪と思っていたのでちょっと意外。選んだ Field が良かったのかも。

多摩川偵察(3):本日も蝶初見はお預け

昨日は東京の最低気温は8.6度、最高気温が20.8度とかなり暖かな一日だった。ところが、本日は最低気温が3.8度、最高気温が10.8度と再び気温が下がってしまった。結局、本日も蝶の姿を見ることはなかった。

昨日だったら、蝶の姿が見られたのだろうか。

多摩川偵察(2):本日も蝶の姿は見られず

先週末はまさかの雪。昨日から再び暖かくなったが、それでも本日の東京の最低気温は1.6度、最高気温が11.1度と先週とほとんど変わらない。

「まあ、無理だろう」

と思いつつ多摩川の土手と河原をかなり長めに往復してみたが、やはり蝶の姿は見られなかった。

多摩川偵察(蝶見なし)

一昨日まで少し暖かな陽気を感じていたのに、昨日から一転して寒が戻ってきた。本日の東京の最低気温は1.2度、最高気温は9.1度だったようだ。

駄目元で午後やや遅めの時間帯に多摩川の土手を一往復してみたが、当然のことながら蝶の姿は見られず、今年の蝶初見はお預けとなった。

Hello World!

探蝶Blogを開設しました。
Blog Tool は WordPress 2.9.2 を CORESERVER に自力設置しています。

Blog として広く公開しますが、内容はあくまでも自分用で、探蝶記録の整理を目的とした My Field Notebook. です。
記録整理が目的なので、「何時」「何処で」「何を」観察したのかを明確にするため、各記事の「公開日時」「カテゴリー」「タグ」を次のように関連づけさせています。

  1. 公開日時(Date):観察日(公開日時とは一致しない)
  2. カテゴリー(Category):観察場所(あまり隠す気はありません)
  3. タグ(Tag):観察した蝶の種類(目撃のみ写真無しを含む)

この関連づけルールを徹底することで、後日の記録検索性を担保していこうと考えています。

Home

Search
Feeds
Meta

Return to page top