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2011-06
ゼフ探索に新治市民の森へ
- 2011-06-05 (日)
- 新治市民の森
ゼフィルス探索に新治市民の森へ行ってきました。発生の早いアカシジミとウラゴマダラシジミがターゲットで、ウラナミアカシジミも出てると良いな、というところです。行き先は寺家と新治で迷ったのですが、青葉台駅で先にバスが来た方に向かうことにしました。つまり、「鴨志田団地行き」よりも「霧ヶ丘グリーンタウン行き」の方が先に来たということです。
本日は午前中だけの Fieldwork を予定しているので、市民の森駐車場から池ぶちへ下った後、鎌立付近のみに限定して探索予定です。市民の森駐車場に着くと、早速越冬明けでない新発生のテングチョウが迎えてくれました。
駐車場を出て池ぶちの方へ下っていく途中の林縁では、サトキマダラヒカゲとクロヒカゲが多数発生していました。
- クロヒカゲ | Lethe diana | 新治市民の森
- SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
- 200mm(300mm-equiv.) 絞り優先AE F5 分割測光
- SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
- 200mm(300mm-equiv.) 絞り優先AE F5 分割測光
- SONY α55 | TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO1:1
- 90mm(135mm-equiv.) 絞り優先AE F5 分割測光
- クロヒカゲは一見地味だが、よく見るとしっとりした風合いでゴージャス。後翅裏面の眼状紋周囲の青い縁取りも美しい。割と好きな蝶なんだよね。
ここの林縁では、時折頭上高くを白っぽいタテハ蝶が飛んでいくのが見られた。川崎ならアカボシゴマダラに決めつけてほぼ間違いないが、新治だとゴマダラチョウの可能性もあるのだろうか。
池ぶちの荒地まで来たところで、尾根の方からオレンジ色のヒョウモンが降りてきたが、近づく暇もなく再び雑木林の梢を越えて行ってしまった。ちょっと残念に思いつつ歩みを進めたところにウラギンシジミが現れた。
鎌立の湿地ではイボタノキが白い花を咲かせていた。最初はスジグロシロチョウとダイミョウセセリくらいしか居なかったのが、そのうちに他の蝶も集まってきて、ウラゴマダラシジミとメスグロヒョウモンを撮ることができた。
- イチモンジチョウ | Limenitis camilla japonica | 新治市民の森
- SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
- 200mm(300mm-equiv.) 絞り優先AE F5 分割測光
- SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
- 200mm(300mm-equiv.) 絞り優先AE F5 分割測光
- SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
- 200mm(300mm-equiv.) 絞り優先AE F5 分割測光
- イチモンジチョウは3~4頭が集まってきた。特に目に付いた大柄の個体を中心に撮影。昨年8月6日に西丹沢でアサマイチモンジを撮った時に「イチモンジチョウに比べて大きい」と思っていたので、この大柄の個体もアサマイチモンジではないかと野外では思っていたが、写真をよく見たらイチモンジチョウだった。(アサマイチモンジの方が大きいということではないらしい)
- メスグロヒョウモン | Damora sagana | 新治市民の森
- あ
- SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
- 200mm(300mm-equiv.) 絞り優先AE F5 分割測光
- SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
- 300mm(450mm-equiv.) 絞り優先AE F5.6 分割測光
- SONY α55 | SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
- 300mm(450mm-equiv.) 絞り優先AE F5.6 分割測光
- 先のイチモンジチョウよりもさらにデカイのが現れたと思ったら、メスグロヒョウモン♀でした。初見です。一瞬和名が思い出せず、一緒に撮影していた方に「メスアカムラサキが居ました」と言ってしまいました。しばらくして間違いに気付いたので訂正しておきましたが…。(恥)
撮影しやすい場所には停まってくれなかったので、木立ちの隙間から、かなり遠くの枝に停まっているところを撮影。薄暗い上に木漏れ日がバックになっているので黒つぶれ気味。中央重点測光で撮るべきだったか。3枚目は眼にピントが合っていませんが、翅の斑紋はよく見えるので載せときました。
結局、このイボタノキで時間切れ一杯まで粘ったので、アカシジミやウラナミアカシジミを探している時間はありませんでした。ということで、結局撮影できたゼフは昨年も撮ったウラゴマダラシジミだけです。でも、その代わりに初見のメスグロヒョウモンが撮れたので、それなりに満足です。撮れなかった他のゼフィルスは、後日再挑戦しましょう。
最後に、帰り際に吸水中のルリシジミを撮影。
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ゼフ下見(東高根森林公園)
- 2011-06-01 (水)
- 東高根森林公園
そろそろゼフィルスの季節。昨年、初ゼフィルスとしてウラゴマダラシジミを西丹沢で撮影したが、今年は他の平地性ゼフィルスにも出逢ってみたい。(そのためにα55で一眼デビューしたようなものです)
さて、平地性ゼフィルスの中では発生が最も早いというアカシジミなら、もう発生しているだろうと、所用ついで(朝と午後の2回)に東高根森林公園へ様子見に立ち寄った。
駐車場に車を駐め、園内に入ろうとしたその矢先に入口脇の民家の屋根の上をオレンジ色の蝶が舞った。いきなりアカシジミの登場である。但し、民家庭先の柿の高枝に止まってしまったので、撮影はノーチャンスでした。
ところで、このアカシジミの登場で脳裏にある記憶が蘇った。確信が無かったので当時はBlog記事に書かなかったが、昨年5月28日の西丹沢でもはるか頭上を飛ぶオレンジ色の蝶を目撃し、「アカシジミではないか?」と思ったことがあった。今回現れたのアカシジミの様子はその時とそっくり。やっぱりあれはアカシジミだったのか、と合点がいった。
園内では、ユリ園の木道脇に咲いた花にスジグロシロチョウ、ヒメウラナミジャノメ、コミスジが訪れていた。また、ユリ園付近ではクロヒカゲやサトキマダラヒカゲも見られた。
湿性植物園奥の自然観察広場へ行くと、池の脇に咲いたウツギの花にダイミョウセセリが来ていた。
ダイミョウセセリを見上げていたら再びアカシジミが現れて笹藪の上に静止した。何とかピントを合わせて撮ろうとしたが、手前の葉が邪魔で合焦しない。モタモタしているうちに飛び去ってしまった。orz
他には綺麗なルリシジミが居た。
最後に、帰り際のケヤキ広場に現れたのがイチモンジセセリ。
とりあえず、この森林公園でアカシジミが見られるのことは確認できた。今日は下見だったので RICOH R8 しか持参していなかったが、次に来るときはα55を持ってこよう。
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